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 twitterとは何か ― 使うアプリで使い方と価値が全く変わってくる(Hootsuiteをオススメします) 2009年11月06日

まだ「twitterのことがわからない」「やり始めたけど、何が面白いのかわからない」という人がいますので再度解説しておきます。私も初めてまだ10日しか経っていないので(http://twilog.org/jai_an)、初心者同然ですがその分わかりやすくは説明出来ます。

twitterhootsuiteDSCF1034.JPG
※この画面がtwitterサーバーからの読み書き画面。読み書きのためのアプリは世界中にたくさんあるが、私が愛用しているのがこのHootSuite(http://hdphoto.blog102.fc2.com/blog-entry-420.html)。 たぶんtwitterはこの程度以上のアプリでやらないと意味がわからないと思う。今日はこのアプリの画面を説明したいと思います。

大きく縦列で四つ並んでいるのが、私の基本操作設定画面です。四つでもいいし、四つ以下でもいいし、四つ以上でも自由に設定できます。

1番左がtwitterの代表的な画面「タイムライン」(みんな通常TLと呼んでいます)。ここに自分が「フォローする」としたtwitter(「有名人」も「普通の人」も含めて)の「つぶやき」がほぼリアルタイムでどんどん出てきます。時間の流れのように「つぶやき」が上から下へと流れていきます。まさに「タイムライン」です。この場合、7人くらいの「つぶやき」が各列で見えます。

「フォローする人」が多ければ多いほど一秒刻みで「つぶやき」が流れていきます。「フォローする人」が100人もいれば、1時間で100くらいの「つぶやき」を見ることができます(一人の人が連続的に「つぶやく」場合もあるから)。

私の見たところ、100くらいのフォロー数を有している人はざらにいます。1000人以上もざらにいる。10000人以上もいます(と書いておこう)。それがワンクリックで相手の「承認」なしでできる。

ここがまずミクシィ(MIXI)と違うところ。ミクシィ(MIXI)で「マイミク」(=フォローする人)の数を増やすのは大変ですが、twitterでは自分勝手に他人のtwitterを「フォローする」ことができます。もちろんフォローする人には誰が自分をフォローしている人なのかわかるし、それを拒絶することも個人単位でできますが、「つぶやき」くらい誰に見られてもどうということもありません。それが短文twitterの特長なのですから。

たった100人程度でも1時間で100の「つぶやき」があれば、少しでも共有できる「つぶやき」が存在しはじめます。そうなると今度は自分がつぶやく番です。「その気持ちわかる」とかつぶやけばいいわけです。ただし、これをその相手がみてるかどうかは別です。相手がその「つぶやき」をみるためには、相手自身が自分のフォローをしていなければなりません。言わば基本的には(相手には見えない)勝手な「つぶやき」なのです。そもそも「つぶやき」とは小声を基本とする、そういうものなのですから。

ただし、自分をフォローする人にはそのつぶやきはいつでもみられています。フォローする人、とうのはその意味で言えば、自分の(小声が聞こえる程度の)傍らにいる人と言っても良い。

そうやって自分がフォローする人が誰に向かってつぶやいているのかを知ることによって(誰に向かってつぶやいているのかはわかるしかけがあります)、自分が知らない(まだフォローしていない)人のフォローをするきっかけを作っていくのがtwitterのフォロー操作の基本の一つです。

次に左から二番目の列です。ここに私は「mentions」を置いています。私の「つぶやき」を元にしてつぶやいた他者(私のフォロワー)の「つぶやき」だけがリアルタイムで見えます。もちろんこれらの「つぶやきmentions」は先のタイムラインでも見えますが、タイムラインでは「つぶやきmentions」でさえも1秒刻みで紛れ込み画面から消えていくので、「mentions」列を置いておけば、見逃すことがなくなります。

この「mentions」の画面を中心に再度つぶやきをやり始めると、言わばチャットと同じ使い方ができます。自由に無視することもできるし、少しでも深く関わろうと思えばこの「mentions」列を追えばいいわけです。

次に私が置いている左から三番目の列は「Direct Message(Inbox)」です。ここは、メールの受信箱だと思って下さい。twitterにもメール機能があります。「つぶやき」を自分のフォロワーに見せるほどでもない、見せたくない場合には、Direct Messageで書き込めば、相手に自分の「つぶやき(140文字メール)」を送ることができます。こうやって列として常時開いておけばメールと同じ即応性が確保できます。

次に置いているのが最右列の「search」列です。ここは検索語列です。自分の関心があるキーワードを指定しておけば、リアルタイムでその語を含む「つぶやき」を世界中の「つぶやき」から拾ってきます。「search」は、フォローする、フォローされるということと関係なく公開されている「つぶやき」のすべてを拾ってきますから、一気にtwitterワールドを自分のものとすることができます。思わぬところで自分の「つぶやき」を拾っている人に出会うこともあります。

このsearch列を有効に使えば、フォローの連鎖よりもすばやく自分のフォロー対象を形成することができます。この、画面が同時に開いている状態(メイン画面)では、私は自分の名前、「芦田」などを「search」列の検索語にしています(この設定は自由に変えられます)。先の「mentions」の拡張版です。こういうのを「エゴサーチ」(苦笑)と呼んだりしている人がいます。

この縦列コラムは(私の知る限り)10個まで作成できます。「タイムライン」は生成消滅を繰り返しますが、サーチ機能はデータベース機能と同じ。フォローする人(自分と関心が同じ人)を探すのに便利です。私はフォロー者を探すときには、このサーチ機能を使って探しています。

search機能を使い、twitterをデータベース化すると一気にtwitter人材ネットワークが形成できます。自分の関心ある「つぶやき」を吐き続ける人をどんどん「フォロー」対象にしていけばいいのです。「有名人」などをフォローしてもすぐに飽きます。

この四列の上にタグのようなものが(表示されているだけで)15個並んでいますが、これは私がキワードを設定して、リアルタイムでそのキーワードを含む「つぶやき」をサーチし、取り出すタグです。

クリックすると今開いているような列が4列開いたり、5列開いたりします。たとえば、「文部科学省」というタグをクリックすると「高等教育局」とが「生涯学習政策局」と言ったようなキーワードのある「つぶやき」が列ごとにリアルタイムに一覧できるわけです。

もちろんこのような機能はGoogleのアラート機能も含めて(あるいはRSS等も含めて)他のサービスでも存在していますが、twitterの違いは、生身の人間が今その発言をしているということです。すぐにでもフォローできますし、Direct Messageを送ることもできます。そのうえ、かしこまった文章(長文)の前で怖気付くよりも「つぶやき」に「つぶやき」をぶつける方がはるかにやりやすい。ぼかすかにやられても140文字以内です(苦笑)。

140文字というのは、逃げることも近づくことも簡単にできるということを意味しています。小声で短文、それを一言で言えば「つぶやき(twitter)」。よくぞ名付けたものです。

最後に、左上の大きな空白部分が書き込み場所です。文字を打ち込む度に最初表示されている「140left」という表示が減算カウントとされていきます。140文字を超えると赤表示になりマイナスカウントしていきます。超えると自分の「つぶやき」が登録できません。

長文好きの私はいつもこの減算カウントと格闘しています。最後は句読点を取るしかないところまで追いつめられます。でもtwitterなら私の全てのtwitterを最後まで読み通せる。めずらしくも芦田テキストに触れながらも爽快な気分になるでしょう(苦笑)。

しかも、短い分、整った長文にはみられない思考の動機や源泉を読みとることもできます。それが面白い。短文の方が本気が読めます。自分自身にとってもそうです。

さて、その下の欄の小さな空白窓が参照したいサイトのアドレスなどを入力する窓。ここに参照アドレスを入力して、右の「Shrink It」をクリックすると長いアドレスが最小単位に圧縮されて書き込み欄に張り込まれます。これでリンク参照も自由にできます。140文字の制約があるtwitterならではの機能。

書き込み窓の右に広がるスペースは、アカウントを複数持っている場合の選択アイコンが並ぶ場所です。私はアカウントは一つしか持っていないので、空白が広がっていますが、会社内用、仕事用、プライベート用、趣味用などとアカウントを複数作った場合、ワンタッチで画面を切り替えることができます。

以上です。「Twitterとは何か」http://www.ashida.info/blog/2009/11/twitter_sns.html#moreの記事と今日の記事で、大体の基本はわかったと思います。Twitterの機能は、使うアプリによってかなり影響されます。今日から早速Hootsuitを使ってみて下さい。

なお、ここ何日かのわたしの「つぶやき」とそれにからんだ「twitter」の「つぶやき」集はこれです→https://twitter.com/#search?q=jai_an。 

これを読めばなんとなくtwitterの可能性(と非可能性と)が見えてくるはずです。濃密なtwitter文化論についてはまた別の機会に仕上げます。→「にほんブログ村」

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投稿者 : ashida1670  /  この記事の訪問者数 :
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