(セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第4戦、広島-DeNA、15日、マツダ)広島が乱打戦を制し、DeNAとの通算成績を4勝(アドバンテージの1勝含む)1敗とし、25年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。
広島は一回、相手先発の今永を襲った。快音が止まない。4番・新井貴浩内野手(39)の先制打を皮切りに、続く鈴木もCS初安打となる左前適時打。さらにエルドレッドが右翼席へ運ぶ3ランを放つなど打者一巡の猛攻で、一挙6点を奪った。
三回に菊池の中前適時打、五回にはCS絶好調の田中が左前適時打で追加点。DeNAに終盤、1点差に迫られたものの、八回のジャクソン、九回の中崎が無失点に抑え、逃げ切った。
「この瞬間をマツダスタジアムで迎えられて最高に幸せ。最後の最後までしびれた。大きな声援が力になった。日本シリーズでもカープの野球をやる」