小保方氏が出勤 STAP再現実験に参加
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーは2日午前、STAP細胞の検証実験に参加が認められてから初めて、神戸市の理研発生・再生科学総合研究センターに出勤した。
小保方氏は午前10時50分すぎ、タクシーに乗って同センターに到着。白いパーカを羽織り、パンツ姿の軽装で、髪は1つに束ねていた。右手にキャラクター入りバッグを提げ、足元はスニーカー。報道陣の呼びかけには応えず、足早に建物に入った。
代理人の弁護士によると、小保方氏は出勤前、電話で「頑張ります。しっかりやります」と話していたという。
発表した論文は撤回され、成果は白紙になる見通し。小保方氏は4月から始まった検証実験への参加は当初認められなかったが、理研は7月1日から11月末まで参加を認めると方針転換した。