試食

100円で朝ごはんを食べながらイルカに癒やされる「京の100円朝ごはん」


一日のスタートに欠かせない朝ごはんをたったの100円で食べられ、さらに朝ごはんを食べながらイルカやオヤニラミ・アユカケ・アジメドジョウ・ミナミイシガメなどの京都特有のいきものも楽しめるのが「京の100円朝ごはん」です。海のない京都盆地に出現した「京都水族館」にて期間限定で提供されているとのことなので、実際に食べてきました。

期間限定メニュー「京の100円朝ごはん」5/12~ | 京都水族館
http://www.kyoto-aquarium.com/news/2014/05/kyouno100yenasagohan.html

「京の100円朝ごはん」が提供されている京都水族館へ向かうために京都駅に到着。


京都駅から京都水族館までは徒歩18分ほどで行けるので、時間に余裕のある際は歩いて向かうのが良さげ。


もちろん京都水族館の近くまでバスで向かうこともでき、京阪バス京都市バスの両方で向かうことが可能。


運賃は、京阪バスと京都市バスの両方とも230円。


「七条大宮・京都水族館前」バス停で降車し、七条大宮の交差点を南に少し下ると……


京都水族館が姿を現します。


京都水族館は梅小路公園の隣りにあるのですが、立て看板を見ながら進めば入り口へは迷わず行けます。


営業時間は9時~17時なのですが、9時前の段階で既にお客さんの姿がチラホラ。


入り口はココ。


中に入ると最初に入場口があります。


京都水族館には年間パスポートなるものが存在し、これは当日券2回分の料金とのこと。


パンフレットを見ると、京都水族館には9つのゾーンが存在します。これらのゾーンを順にたどっていった8つ目のゾーンにあるハーベストカフェにて「京の100円朝ごはん」は販売されているようです。


そんなわけでまずは入場口の隣りにある京の川ゾーンにやってきました。


ここには国の特別天然記念物であり、「生きた化石」「世界最大級の両生類」などと呼ばれるオオサンショウウオがいます。オオサンショウウオは夜行性なので、昼間は岩の隙間などに入ってしまい見えないことも多々あるのですが、朝早くから水族館に行くとウジャウジャっととんでもない数のオオサンショウウオに出会えます。


少年も呆然する位にギチギチに詰まったオオサンショウウオたち。


京の川ゾーンを抜けると次はかいじゅうゾーンがあるのですが……


順路とは反対側にある階段を登ると一気にハーベストカフェ近くの交流プラザまで近道が可能です。


この交流プラザはイルカスタジアムともつながっています。


開園したての時間なので人気のイルカスタジアムもかなり空いた状態。


さらに、早朝にはイルカの体調検査が行われるようで、その様子も見ることができました。


飼育員さんと一緒にイルカをすりすりしたい気持ちを抑えてハーベストカフェに向かいます。


イルカスタジアムと交流プラザの奥まで行くと、ようやくハーベストカフェに到着。


「京の100円朝ごはん」は平日の9時~11時の間に提供されており、販売期間は2014年5月12日~2014年7月31日まで。


ハーベストカフェは山紫水明ゾーンに併設されたもので、ここのカフェスペースには既に朝ご飯をおいしくいただいている人の姿もありました。


山紫水明ゾーンに派手さはありませんが、京都の希少生物が飼育されている小さめの水槽がきれいにディスプレイされています。


そんなわけで早速カウンターにて「京の100円朝ごはん」を注文。


数分待つと、お目当ての「京の100円朝ごはん」がトレーに載って到着。コレを持ってカフェスペースでのんびり食べるも良し、イルカスタジアムまで行ってイルカを見ながら食べるも良し、外のテラスに出て外の空気を吸いながら食べるのも良し、とのことです。


「京の100円朝ごはん」は、おにぎり・京漬け物・おみそ汁の3つがセットになったもの。


おにぎりは梅しそとごまが入っており、上には刻みのりが載せられています。


京漬け物は日によって異なる場合があるとのことですが、この日はすぐきと……


日野菜の漬け物が出てきました。


京都名産の九条ネギとわかめが入ったおみそ汁は塩分控えめな飲みやすいもの。


カフェゾーンで食べれば、こんな感じで山紫水明ゾーンにいる京都の希少生物たちを眺めながら朝ごはんを食べられます。


イルカスタジアムだとこんな感じ。スタジアムの前3列までは水しぶきが飛んでくる可能性があるとのこと。


ただし、最前列まで行くとかなり近くでイルカを見られるのでどこに座って食べるかはかなりの悩みどころ。


ハーベストカフェから出られる屋外テラスはこんな感じ。ここのベンチに座ってごはんを食べてもOKです。


さらに京の里山ゾーンまで下りることも可能。


屋外の空気を吸いながらのんびりピクニック気分で朝ごはんが食べられます。


いろいろ回った末にここで朝ごはんをいただくことに。おにぎりの大きさはこれくらいで、コンビニのおにぎりと同じくらいのサイズ。


パクリと食べてみると、お米はまだ温かく、ごまの香ばしい風味と梅しそのほどよい塩気と酸味が朝ごはんにちょうど良い感じで、全体のバランスがとても良い印象です。


すぐきと日野菜は食感が良く、漬け物特有の酸味が身体を起こしてくれます。また、おにぎりはあっさりした味わいなので、少し薄味過ぎると感じる場合は漬け物と一緒に食べると良さそう。


おみそ汁にはわかめと九条ネギが入っており、塩分控えめで飲みやすいです。


これらをペロリと平らげ、ごちそうさまでした。見た目は少なめに見えますが、おみそ汁がついているので朝ごはんとしては十分な量で、1品1品のクオリティは高めなので「100円でこのレベルの朝ごはんを食べられるとは……」という驚きがありました。


朝ごはんを食べたあとは順路を逆走してまだ見ていないゾーンを満喫してもOK。かいじゅうゾーンではゴマフアザラシが小さな子どもたちにあがめられていました。


マダラトビエイやクエなどが見られる大水槽


小さな子どもに大人気のペンギンたちがたくさんいるペンギンゾーン


ペンギンゾーンに行った際は、偶然ペンギンの散歩が見られました。


こんな感じで飼育ゾーンから離れ、運動不足解消のためにてくてく散歩に行くわけです。


ぺんぺん


飼育スペースから散歩ゾーンに向かう際には、ペンギンを真下から見ることも可能。


ペンギンの散歩はかいじゅうゾーンや……


水族館の外からも見ることができます。


エサに釣られて飼育員さんに詰め寄るペンギンたちを見られたのも、「京の100円朝ごはん」を食べるために朝早くに水族館に向かったおかげかもしれません。

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in 取材,   試食,   生き物, Posted by logu_ii

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