フランス語で「パルフェ」(完璧)という言葉に由来するという「パフェ」。
なかでも「フルーツパフェ」は、旬を意識して楽しむことができます。
日本にとどまらず、世界各国から季節の素材が集まる東京は、
老舗パーラーから新進気鋭のパティシエやパティシエールが活躍する話題店まで、さまざまなパフェが登場しています。
さぁ、“完璧なるスウィーツ”を探しに出かけましょう!
懐かしさとおいしさで心満たされる「老舗パフェ」
資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェの「ストロベリーパフェ」(1,730円・税込)
こちらの看板メニュー「ストロベリーパフェ」は、1959年から愛され続けています。
白いお皿の上には、レースペーパー。銀色の細長いスプーンと細長いガラスの器。
誰もが思い浮かべる「フルーツパフェ」のイメージはこちらではないでしょうか。
いつ訪れても変わらないおいしさ、盛り付け。永遠の定番ともいえる逸品です。
「資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ」(☎03-5537-6231)
この春限定!「最旬の新作パフェ」
リール ギンザの「アーリーサマー」(2,000円・税込)
アシェットデセール(皿盛りデザート)の名手、横田秀夫シェフのお店「リール ギンザ」が初の試みとなるパフェを発表。
6月下旬までの期間限定の「アーリーサマー」と名付けられたフルーツパフェは、
パッションフルーツやグレープフルーツ、マスカットワインゼリーなど色も風味もさわやかな夏を表現しています。
「リール ギンザ」(☎03-6278-8270)
まさに鮨職人!「フルーツパーラー ゴトー」の仕事
コンフィチュールやアイスまで自家製。
柑橘は一つ一つ手で剥いて
フルーツの質にこだわった目利きの選ぶフルーツから生まれる「フルーツパーラー ゴトー」のパフェは、名作揃い。
パフェ人気を象徴する存在として行列の絶えない人気店でありながら、
仕込みから盛り付けまですべて手作業で丁寧に行う様子は、まさに江戸前鮨の職人技を見ているよう。
柑橘系がおいしい春限定のパフェは、なかでも毎年進化し続ける代表作です。
「フルーツパーラー ゴトー」(☎03-3844-6988)
フルーツパーラー ゴトーの「13種の柑橘系のパフェ」(1,380円)。柑橘の旬も終盤。すでに来年までおあずけになっているかも……。
婦人画報限定!理想のパフェを作っちゃいました
「究極のフルーツパフェ」を探して取材を続けた結果、理想の一品をオーダーしてしまおう!ということで、
この無理難題を引き受けてくださったのは「パティスリィ アサコイワヤナギ」のパティシエール岩柳麻子さん。
編集部からのお願いごとは次の3つでした。
・味わいだけでなく、食感も楽しみたい
・「ホットソース」を上からかけていただくスタイルに
・ジュエリーのようにシックで気品溢れる輝きを放つデザイン
そして……ついに完成したのは、こちら!
「パティスリー アサコ イワヤナギ」×「婦人画報」のオリジナルフルーツパフェ「パルフェ ビジュー」は完全予約制で5月15日までの期間限定。
「パティスリィ アサコ イワヤナギ」(☎03-6432-3878)
※「パルフェ ビジュー」は5月15日までの期間限定。ドリンク付きで2,500円。要予約。
こちらのパフェの全体像は……
「婦人画報5月号」の「“パーフェクトなパフェ”を探して」をご覧ください!
さらに、本誌では人気店のいちごパフェ&メロンパフェ競演やパフェ評論家・斧屋さんが選ぶ2016年注目のフルーツパフェなど
スウィーツ好き、フルーツ好きそして何より”パフェマニア”には見逃せない必見の話題がいっぱいです。
ぜひお楽しみください!
http://www.hearst.co.jp/brands/fujingaho
撮影=青木加代子 横山新一 取材・文=藤森陽子 日高むつみ