日本郵政の西川社長が辞任した。
というか実質クビを宣告されたわけだが、そのロジックがよくわからない。
かんぽの宿騒動というのは、政治キャンペーンでしかない。
平成の大疑獄だとか言ってキャンペーンの片棒担いでいた自称経済学者もいたが、
結局何にも出てこなかった。
朝日新聞も、総務省自らやり直した資産価値は250億であり、赤字事業分を加味
すれば、別に大騒ぎすることはないんじゃないかと社説でたしなめている。
(「かんぽの宿・大山鳴動して何が残った」朝日新聞4/8)
郵便割引制度悪用事件にしても西川以前の話で、まあそれも含めて現役トップが
責任を取れというのなら、「税収が減ったのは麻生さんのせい」だの言わずに
鳩山さんが責任取れというロジックになる。
もっとも、キャンペーンならキャンペーンでもいい。そして、それにそぐわない
からという理由で、トップの首を挿げ替えるのも、民間ではよくある話だ。
問題は、その先のビジョンがいまひとつ見えてこないという点だ。
(四社再統合の国民新党案は論外としても)民主党案の郵便局と郵便事業を一緒に
することに、それほど重大な意味があるとは思えない。
紙離れが進む中、今の生産性のままでは、将来的にこれらの事業が赤字になるのは
確実であり、税金で支えることになるだろう。
まさに第二のJALである。
それでいいのか。というか、そうやって既得権を守ってやるのが目的なのか。
仮にも小泉郵政民営化では、それぞれの事業が民営化によって利益をあげるか、
あるいはそれが可能な規模に適正化をしていくというビジョンがあった。
今のところ、「国にぶら下がる」という以外のビジョンは見えない。
そして、かんぽの宿は今も赤字を生み続ける。
今後、まともなビジョンが示せない場合、鳩山兄弟と亀井大臣と、
あとついでに森永卓郎は全財産を供出して簡保の宿を買い取るべきだ。
そうでなくても金も時間も無いのだから。くだらない政治闘争は終わりにしろと
言いたい。
というか実質クビを宣告されたわけだが、そのロジックがよくわからない。
かんぽの宿騒動というのは、政治キャンペーンでしかない。
平成の大疑獄だとか言ってキャンペーンの片棒担いでいた自称経済学者もいたが、
結局何にも出てこなかった。
朝日新聞も、総務省自らやり直した資産価値は250億であり、赤字事業分を加味
すれば、別に大騒ぎすることはないんじゃないかと社説でたしなめている。
(「かんぽの宿・大山鳴動して何が残った」朝日新聞4/8)
郵便割引制度悪用事件にしても西川以前の話で、まあそれも含めて現役トップが
責任を取れというのなら、「税収が減ったのは麻生さんのせい」だの言わずに
鳩山さんが責任取れというロジックになる。
もっとも、キャンペーンならキャンペーンでもいい。そして、それにそぐわない
からという理由で、トップの首を挿げ替えるのも、民間ではよくある話だ。
問題は、その先のビジョンがいまひとつ見えてこないという点だ。
(四社再統合の国民新党案は論外としても)民主党案の郵便局と郵便事業を一緒に
することに、それほど重大な意味があるとは思えない。
紙離れが進む中、今の生産性のままでは、将来的にこれらの事業が赤字になるのは
確実であり、税金で支えることになるだろう。
まさに第二のJALである。
それでいいのか。というか、そうやって既得権を守ってやるのが目的なのか。
仮にも小泉郵政民営化では、それぞれの事業が民営化によって利益をあげるか、
あるいはそれが可能な規模に適正化をしていくというビジョンがあった。
今のところ、「国にぶら下がる」という以外のビジョンは見えない。
そして、かんぽの宿は今も赤字を生み続ける。
今後、まともなビジョンが示せない場合、鳩山兄弟と亀井大臣と、
あとついでに森永卓郎は全財産を供出して簡保の宿を買い取るべきだ。
そうでなくても金も時間も無いのだから。くだらない政治闘争は終わりにしろと
言いたい。
ただ西川社長の日本郵政がうまくいっていたかというと必ずしもそうとも言えないのも現実でしょう。年賀はがきの販売枚数を郵便局員の事実上の販売ノルマとしてかした結果、年賀はがきが大量に金券ショップに持ち込まれることになったりもしましたし結構やっている内容はお粗末です。
優先民営化自体には賛成ですが、このまま西川氏が社長を続けていい方向には向かわないというのも正直な実感ですね。
ロジックより、経済合理性より、マニフェストの実施を徹底することこそ国民が望んでいることだと、友愛総理は固く信じているのでしょう。
あとは、小泉・竹中憎しから来る市場重視路線の全否定ですかね、まさかとは思いますが。。。子供じゃないんだしねえ。
予算編成の一連の流れを見ても、不安でいっぱいです。
成長戦略を打ち出せないまま、緊縮財政にしたら、この国はホントにヤバイです。
俺、年越せるかなあ。
JALと同様になるというのは小生も同感です。ついでに言えばJALはつぶせば良いと思います。国際線だけANAに売却すれば、ANAの組合が増えて業績が悪化するだけです。
TV東京の選挙特番で北海道の郵便局の方々が郵政民営化は問題だらけのように主張されていましたが、サービスを受ける側の主張が無かったのが残念です。
ノスタルジックな思い出にしがみついているとしか思えません。
城先生は道路公団の問題には全く関心を 持っていらっしゃらないのでしょうか?
民営か見直して、郵便、銀行、保険を一体化して全国で一定のサービスを維持するのだそうです。
これが地方の活性化に繋がるのならまあありかと思いますが、他の施策が抱き合わされないとなると、公共の福祉の肥大化にしか過ぎないですね。
どうなるんでしょうね。
とすれば批判されるべきは旧郵政官僚であって西川社長ではありません。
それに西川さんクラスで辞任に追い込まれるなら、民間から今後登用できるのでしょうか?
税収が足りないのなら、民営化して生産性を上げてもらい、法人税をたくさん取れば良いでしょう。
こんな問題、年金とか外交に比べれば簡単なんだから、頼みますよホント・・・。
国民新党が守りたいのは、一部の既得権だけで、この組織の未来など、何も考えていないようにしか見えません。
民営化に伴って、特定局長も2000人以上が入れ替わり、30代や40代も大勢いるのに、危機感の無さには、現場で見ていて、呆れるばかりです。
致命的なのは、局長だけでなく、現場の社員までが統制経済的な郵政の未来に夢を馳せている事。それも、デキる人ほど。
そうした人には、「第二のJALだよ」など、全く耳に入りません。特定局長の既得権のためのムダな物販自爆購入まで、西川社長のせいにする有り様です。
どうか、今後の郵政を見続け、間違った選択に警鐘を鳴らして行って下さい。
その先のビジョンは、適当な理由つけて渡切費などの利権復活と再国有化。
民主党が改革だなんてちゃんちゃらおかしいですよ。
まさか後任が元官僚っていうことはないでしょうねえ。亀井さんのお友達の闇のフィクサーとか…。ゆうちょ大丈夫ですよね?まさか円天詐欺みたいにネコババされたりしないですよね。
http://kikuchi-blogger.blogspot.com/2009/02/blog-post.html
「この馬鹿げた騒動の結末は、一度ケチのついた物件をどこも買わなくなり、かんぽの宿を保有し続けて延々と赤字を垂れ流すという最悪の事態になるだろう。」
バカ大臣には、自腹で赤字分を補填してもらいたいものです。それこそが責任を取るってことでしょ。