シンガポールでビットコイン取引所の経営者が不審死、自殺か

シンガポールでビットコイン取引所の経営者が不審死、警察が捜査
3月6日、シンガポールの警察当局は、ビットコインなど仮想通貨の取引所を経営する米国人女性が死亡した件で、死因に不自然な点があるとして捜査を開始したことを明らかにした。米ユタ州で1月撮影(2014年 ロイター/Jim Urquhart)
[シンガポール 6日 ロイター] - シンガポールの警察当局は6日、ビットコインなど仮想通貨の取引所を経営する米国人女性が死亡した件で、死因に不自然な点があるとして捜査を開始したことを明らかにした。
警察の広報担当者は5日、ラドキーさんの死に不自然な点があり、捜査を開始したと発表したが、「初期捜査では犯罪行為の証拠はなく」、自殺とみられている。
死亡したのは仮想通貨取引所「ファーストメタ」の最高経営責任者(CEO)で、米国人のオータム・ラドキーさん(28)。ラドキーさんは先月26日、シンガポールの自宅で死亡した状態で発見された。
友人や同僚によると、仕事やプライベートで悩みを抱えていたという。
ファーストメタは仮想通貨の取引所を運営しており、昨年はビットコインと米ドルの交換も行っていたが、現在は取引を停止しているという。
*内容を追加して再送します。

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