◆【PC遠隔操作事件】保釈直後の片山氏インタビュー(江川 紹子)@amneris84

http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140316-00033614/ …←この記事を読んでの感想をツイッターに書いているうちに長くなったので、ここTwitLongerに書きました。

週刊朝日で見たのと内容もだいぶ違い、長さも3倍ぐらい。

片山氏の人となりがわかった。ちょっと変わった人ではあるが、今風の若者にはしばしばいるタイプで、それを隠してもおらず、犯人ではない心証を濃くした。

<「湾岸署では、3日に1回は警官と喧嘩してました。>
うしろ暗いことをしていたらこんなことはできないだろう。


検察が証拠をすべて開示しないのに憤りを感じる。
検察が真実追求より、逮捕した容疑者をとにかく黒く裁判所に見せるのが合法的になっているのに今更ながら日本司法の前近代性を感じる。
検察が得た証拠は税金を使って集められたものだから、公開するのが前提だろうに。犯人を捕まえるのも大事だが、国民に真実を知らせることが大事。その前に無辜の罪びとをつくってはならない─といった意味の法文を刑事訴訟法の冒頭にでも明記すべきだ。


最後の片山氏のこの発言に着目。
<あの4人はITの素人でした。でも僕は、プロだから、>
真犯人は検察に恥をかかせるのが目的とメールで言ってたのだが、そのために今回はバレにくい片山氏を選んで犯人に仕立て上げた?
真犯人の目的はなに?検察に恥をかかせるなら片山氏が牢屋にいるうちに例のメールを出せば一発逆転、効果的だったはずだが、しなかった。怪しいメールは一回あったようだが、本物との確認が取れない。

これは大いなる不思議。犯人からの唯一の接点で手がかりなのに。検察も弁護側もここに触れなさすぎなのはおかしい。
検察が触れたくないのは真犯人を刺激してメールが来てしまったら片山氏誤認逮捕の有力証拠になるので、あえて触れたくない─のは真実追求の姿勢がなく検察としてどうなんだ?という話にはなるが、検察のやり方としては分かる。
弁護側が触れたくないのは、そこを突いて何も出なかったら片山氏の真犯人の疑いが濃くなるからだろうか。

そしてマスコミだが、マスコミはそれらの思惑に関係なく、独自に犯人からのメールがこないことについて騒いでもいいはずだが、触れなかった。それは検察に気を使った自主規制なのか?
独自性がなく、検察や弁護側が触れないものには触れたくない─という責任逃れの考えのようでもある。

片山氏が、雲取山や江の島に行っていたのは偶然にしては出来すぎている。しかし、それも真犯人が片山氏のパソコンを覗いて見ていたのなら仕組むことも可能で、逆に真犯人がいる傍証にもなる。だが、パソコン覗き見だけで可能だろうか?リアルに片山氏を知っている可能性も排除できない。
犯人は片山氏に恨みがあるか、いじめたいかのよう。片山氏は知らないうちに悪意を買っているのかもしれない。とすると、それを虱潰しにしていけば犯人到達の可能性も。

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