本島南部にテーマパーク リウボウがミニチュアランド計画 2022年めど


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 リウボウ(那覇市、比嘉正輝社長)は2022年をめどに、本島南部で世界の名所を模型などで再現するテーマパーク「リトルアンバサダー・スモールワールドオキナワ」を開業させる。コンピューターの制御で小さな車を走らせたり、空港を造って飛行機を飛ばせたりするミニチュアランドとなる。約3300平方メートルの敷地面積を予定し、年間100万人の来場者数を目標とする。

 リウボウは同テーマパークの企画ノウハウなどを持つ「SMALL WORLD(スモールワールド)」(東京)に5千万円を出資する。沖縄での運営はリウボウ商事(那覇市、糸数剛一社長)が担う。

 「リトルアンバサダー」では、子どもたちが海外の文化と触れ合える教育的な内容を導入するほか、世界各国の料理や物販なども販売する予定。観光客だけでなく、平日は修学旅行生や県内の児童生徒らの来場もターゲットにする。

 リウボウ商事の糸数社長は「沖縄では天候に影響されないエンターテインメント施設が足りない。施設ができると、沖縄に来る目的も増える」と述べた。