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【告知】本郷新記念札幌彫刻美術館が改修終え再オープン。「裸婦研究」(2014年1月18日~5月11日)

2014年01月14日 02時22分22秒 | 展覧会等の予告
 1981年の開館から32年が経過し、機械設備・電気設備等の更新が必要となってきたため、昨年11月18日から工事で休館していた「本郷新記念札幌彫刻美術館」が、1月18日(土)に再開します。

 再開第1弾のコレクション展は「裸婦研究」。
 5月11日(日)まで。

 彫刻家 本郷新(札幌生まれ、1905-1980)は、野外彫刻をはじめとして、多くの裸婦像を制作しています。現存しているデッサンの中でも特に裸婦を描いたものが多く残されています。伸びやかで迫力のある表現は、人体の形や動きを研究するなかで生れていったのでしょう。本展では、裸婦研究と題し、本郷の残した裸婦の魅力に迫ります。

と、チラシにはあります。


 一方、昨年はじめて開かれた企画展「In My Room」を、今年も開催。
 道内の若手3人を、展示室の一角で紹介します。

高橋知佳 1月18日(土)~2月23日(日)
 1980年札幌出身。2011年道展新人賞。13年京都「依代」プロジェクト

更科結希 2月25日(火)~4月6日(日)
 1976年釧路管内弟子屈町出身。97年学生全道展奨励賞

町嶋真寿 4月8日(火)~5月11日(日)
 1987年札幌出身。2010年道展新人賞、11年佳作賞


 さらに、1月24日(金)~26日(日)には「さっぽろ雪像彫刻展2014」が、開かれます。

 今年は、板本伸雄、桂充子、佐藤一明、清水宏晃ダムダンライ、渡部陽平の各氏と、北海道芸術デザイン専門学校、札幌平岸高校のみなさんが参加します。
 18~23日には公開制作を行います(20日休み)。

 2010年に初めて開かれ(冒頭の画像は当時のもの)、それ以降、毎年企画されていたと記憶しています。
 観光客が喜ぶ「さっぽろ雪まつり」もいいですが、もっと造形に意を用いた雪像づくりが行われるこの催しが彫刻美術館で開催されるのは、意義のあることだと思います。


 なお、1月25日(土)はリニューアルイベントデー
 午前10時~11時半には、道教大岩見沢校美術教育研究室の協力で「みんなで作るカラフルウィンドウ!」。
 午後2~3時には、星井清(g)、大島さゆり(fl)両氏の演奏による「ミュージアムコンサート」が、行われます。
 午前10時から午後4時まで、一日cafeもあります。

 一方、記念館では、引き続き4月13日まで「ミニコレクション展 本郷新と春香山」が開催中です。

 
午前10時~午後5時(入館~午後4時30分)、月曜休み(祝日は開館し、翌火曜休み)
本郷新記念札幌彫刻美術館(中央区宮の森2の14)

一般300円(10人以上の団体250円)、65歳以上250円(同200円)、高大生200円(同100円)、中学生以下無料
※札幌芸術の森美術館、札幌宮の森美術館の展覧会チケット半券で、かっこ内の料金に割引。
※障がい者手帳の提示でご本人と付き添い1人無料



・地下鉄東西線「西28丁目」からジェイアール北海道バス「循環西20」に乗り継ぎ、「札幌彫刻美術館入口」降車。約600メートル、徒歩8分
・地下鉄東西線「西28丁目」「円山公園」から約2キロ、徒歩26分

※札幌宮の森美術館から約690メートル、徒歩8分


□ chika takahashi metal works http://takachika.jimdo.com/
高橋知佳「仄見せる心 wire sculpture」
2004 金工展 北海道教育大学札幌校 芸術文化課程美術コース 金属造形研究室展(画像なし)

金工時間 金属造形作家3人による展覧会 松田郁美・町嶋真寿・吉成翔子(2009)

札幌雪像彫刻(2010)


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