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東京電力は24日、福島第一原発の汚染水タンクを囲む堰(せき)内にたまった水の水位が下がっていたと発表した。東電は堰の中の汚染された雨水約225トンが堰の破損部から漏れ、周辺の土壌に染み込んだ可能性が高いとみている。
別のタンクの区画でも堰のコンクリートの継ぎ目などで水漏れが相次いでいるが、これだけ大量に漏れるのは初めて。東電はすべての区画で堰の内側に水を通さない樹脂を塗る。
水漏れが疑われているのは、区画「H4」と「H4東」。H4東の堰内の水位は20日に12センチだったが、24日には1センチにまで下がっていた。漏れたとすると、109トンに相当する。H4は12センチが5センチになっており、最大116トンの水が漏れた可能性がある。H4東の堰内の水からは、20日の測定で1リットルあたり440ベクレルのストロンチウムを検出。H4は同20ベクレル。いずれも東電の暫定排出基準の10ベクレル未満を超えた。雨水が地表の放射性物質を含んで汚染されたとみられる。
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