金沢駅から犀川を目指し歩きます。
駅より三十分ほど歩くと観光地である西茶屋街へ到着。戦前の金沢遊郭は主計町、東郭、北郭、西郭の四つに分類されていたそうです。今回記事にしようとしているいっさかは西郭の裏手にある戦後の赤線。
ちなみに下記の写真はいっさかから少し離れた香林坊の裏手、片町の新天地と呼ばれる飲み屋街。嘗ての青線（私娼窟）。
上記に同じく新天地。いっさか同様にまだ生きているとか、いないとか･･･｡
地元の方はいしさかをいっさかと発音するようです。写真はいっさかへの橋渡しをする橋。文字通り思案橋ですね。
水路と遊里は良く似合います。観光地の西茶屋街と赤線跡地いっさかは隣接しています。西茶屋街を訪れる多くの観光客は目と鼻の先に怪しげないっさかがある事を知らないに違いありません。
石坂（いっさか）時代を物語る古びた電柱。遊里跡地の電柱などをチェックすると往年の遺構が残っていて面白いです。
･････西茶屋街にある観光案内所にて観光ガイド（高齢の男性）にいっさかが華やかなりし赤線時代のお話を聞こうと思い切って単刀直入に質問を。しかし残念なことに露骨に困惑した顔をされた挙句、話を逸らされる。