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原子力規制委員会は19日、東京電力福島第一原発の周辺の海洋の放射性物質の濃度測定を21日にも始めると発表した。すでに東電が測定している海域だが、規制委の測定と二重にチェックすることで、海洋汚染の状況を詳しく調べる。汚染水対策で国が前面に出ると表明したことを受けた。
測定するのは、原発から30キロ以内の7地点。月に1回、海水に含まれるセシウムやストロンチウム、トリチウムを調べる。
東電の測定では、放射性物質の濃度はおおむね検出できる限界を下回る値で推移している。規制委はより低い濃度でも検出できるよう分析に1カ月かけ、東電の監視が正しく行われているかを調べる。
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