- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
<くらしナビ・ライフスタイル>
会社説明会や面接のスケジュールを定めた「就活ルール」(採用指針)の見直しが進み、学生の就職活動を取り巻く状況は刻々と変化している。キャリアのスタートラインに、どのように立てばいいのだろう。就活に詳しい法政大キャリアデザイン学部の田中研之輔教授(42)に聞いた。
「歴史的な過渡期」
--昨今の就活を巡る状況をどう見ていますか。
大きな変化は、新卒一括採用から通年採用へ切り替える議論のスタートです。経団連は昨年10月、企業の採用日程を定めた指針の廃止を決め、発言を続けています。企業側は変化の激しい時代に対応するため、通年採用で良い人材を獲得したい。3年以内の新入社員の早期離職が相次ぎ、一括採用にはひずみが出ています。これは構造的な問題です。今までの就活にない歴史的な過渡期だと思っています。
この記事は有料記事です。
残り2077文字(全文2440文字)