Old World Ratsnakes

I wrote one chapter of the book which is “Old World Ratsnakes – A collection of papers”. The title of the chapter is “Distributional and natural history notes on the ratsnakes of Japan, with special emphasis on the species of Hokkaido”.

Klaus-Dieter Schulz (編著)による「Old World Ratsnakes – A collection of papers」 という本の一章を書きました。章題は 「Distributional and natural history notes on the ratsnakes of Japan, with special emphasis on the species of Hokkaido」 (日本、特に北海道のラットスネークの分布と自然史)です。

Oldworld Ratsnakes

全432ページ、写真は900点以上
担当したのは353-368ページ

この本は「A monograph of the colubrid snakes of the genus Elaphe」の著者であるKlaus-Dieter Schulzの新冊です。新冊は旧世界(ヨーロッパ・アジア・アフリカ)のラットスネークについての本になります。新世界(南北アメリカ大陸やオーストラリア周辺)のものについては予定はまだ把握できておりませんが、別途まとめているかも。

ラットスネークとは、以前Elaphe属にまとめられていたネズミ食い系のヘビの一群です。(今はジムグリの所属するEuprepiophis属をはじめ、多群に分化していきました)私が担当した中では、日本産のラットスネークとしてElaphe属はアオダイショウ、シマヘビ、ヨナグニシュウダ(シュウダ)Euprepiophis属はジムグリ、Orthriophis属はサキシマスジオを挙げています。(スジオは日本ではElapheに分類されますが、この本ではOrthriophisで扱っているので合わせています)

私の章では、特に北海道という地域に焦点を当てて、フィールドでの観察から得られる状況や情報について書いています。47点の写真を提供しており、そちらは道外産のものやスジオやシュウダも出しています。

ユーロやドルを使える状況ならAmazonやこちらで購入出来ます。(定価96ユーロ)なお、少数の取り寄せが私の方で出来そうなので、販売できそうならまたご連絡致します。

(参考)
2013.05.02時点では、96ユーロ=122833.5円です。ユーロ換算はgoogle先生にお尋ね下さい。

Baikada’s main website
Wild Home