那 智 石

三重県熊野市木本町から熊野川河口の鵜殿村に至る七里御浜海岸では熊野市神川町を起点として熊野川を流下した那智黒石等が長い年月を掛けて太平洋の荒波に揉まれ、打ち上げられた石を拾い子と呼ばれる人達によって採取された丸みを帯びた黒い小石です。

現在、大量に輸入された安価な外国産の黒石(砕石等)が庭園等のまき石として使われていて那智石はもう取れていないのではと噂されていますが、希少になりつつも未だ那智石は健在です。

弊社では許可された拾い子さんが一粒づつ那智石を拾って居ます。

※近年、台風の影響で浜に大量の砂が上がってしまい、採取する場所が少なくなっています。
 益々採取状況が厳しくなっていますが、細々と採取を行っています。

那智石と呼べるのは七里御浜海岸で採取された黒い小石だけです。
  外国産の黒石又は砕石に那智石の表示の有る製品が出回って居ますのでご注意下さい。


那智石(弊社規格)





規 格 大きさの目安
三分 20〜30mm
四分 25〜35mm
五分 35〜45mm
45〜55mm
55〜65mm
65〜75mm
特大 75〜85mm

那智石は磨き無しと磨き(コーティング)を掛けた物がございます。
磨き無しの物は、まき石・歯固め石・石焼き芋用などに、磨きの掛かったものは園芸や室内装飾等に使用されています。

那智石の磨きなし見本画像
那智石(3分)20s袋詰めした状態
那智石磨きの見本画像