(パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第5戦、日本ハム-ソフトバンク、16日、札幌D)日本ハムは岡大海外野手(25)の2点適時二塁打で追いつくと、中島卓也内野手(25)の技ありのスクイズで逆転に成功した。
三回に杉谷の適時打で2点差に詰め寄った日本ハム。四回に先発摂津の後を継いだ東浜を攻めたて、一死満塁のチャンスを作った。
ここで栗山監督が動く。先発捕手の大野に代打、岡を起用。ここで岡が制球が定まらない東浜の2球目を振りぬくと打球は一直線でセンターのフェンスに直撃。二者が生還し、日本ハムが同点に追いついた。交代した大野もベンチで満面の笑みを見せた。
ソフトバンクは東浜を諦め、森がマウンドへ。一死二、三塁で打席には中島が立つと、3球目にスクイズを敢行。見事に決めた日本ハムがこの回に一挙3点を挙げ逆転に成功した。