札幌の関川敦子さんと彼方アツコさん、ふたりの実力派版画家の「Atsuko」さんによる展覧会が、年末いっぱいで移転となる道新ぎゃらりいでひらかれています。昨年の12月に引き続き、2度目です。
関川さんは、熊や犬など擬人化した動物たちが活躍する童画ふうの絵です。色えんぴつ画ふうの淡い色合いですが、色えんぴつ画の多くに見られる、画面の腰の弱さはまったくありません。
これまでは、動物と人間がおなじ画面に登場して、それで違和感のない作品が多かったのですが、ことしは、同居している作品は少ないような気がします。
個人的には、くまが雪だるまの鼻面をなでている「早起きの贈り物」が、すごくラブリーで気に入りました。よーく見ると、雪だるまもまんまるではなくて、どこかくまさんっぽいのです。
彼方さんは銅版画がメーン。
短歌をあしらった作品や、星座(それも黄道十二宮にない「りゅう座」や「へびつかい座」など)をデザインしたもの、女性と植物の組み合わせなど、軽快かつ多彩です。
眺めの良い部屋でめがねの男性が本を読み、女性が原稿用紙に向かっている「A氏とO先生」が気になりました。この男性、筆者に似てるかも?
会場ではカレンダーやポストカードも販売しています。
気軽に見られる作品ばかりで、価格も5000円のものもありますので、あすお時間のある方は足を運んでみてください。
「彼方アツコ版画教室第3回作品展」も同時開催中。
07年12月6日(木)-11日(火)10:00-18:00(最終日-17:00)
道新ぎゃらりー(中央区北1西2 札幌時計台ビル地下 地図A)
□彼方さんのサイト http://members.aol.com/achiko79/
■関川敦子の贈り物(02年、画像なし)
■彼方アツコ銅版画展-謡-(04年、画像なし)
関川さんは、熊や犬など擬人化した動物たちが活躍する童画ふうの絵です。色えんぴつ画ふうの淡い色合いですが、色えんぴつ画の多くに見られる、画面の腰の弱さはまったくありません。
これまでは、動物と人間がおなじ画面に登場して、それで違和感のない作品が多かったのですが、ことしは、同居している作品は少ないような気がします。
個人的には、くまが雪だるまの鼻面をなでている「早起きの贈り物」が、すごくラブリーで気に入りました。よーく見ると、雪だるまもまんまるではなくて、どこかくまさんっぽいのです。
彼方さんは銅版画がメーン。
短歌をあしらった作品や、星座(それも黄道十二宮にない「りゅう座」や「へびつかい座」など)をデザインしたもの、女性と植物の組み合わせなど、軽快かつ多彩です。
眺めの良い部屋でめがねの男性が本を読み、女性が原稿用紙に向かっている「A氏とO先生」が気になりました。この男性、筆者に似てるかも?
会場ではカレンダーやポストカードも販売しています。
気軽に見られる作品ばかりで、価格も5000円のものもありますので、あすお時間のある方は足を運んでみてください。
「彼方アツコ版画教室第3回作品展」も同時開催中。
07年12月6日(木)-11日(火)10:00-18:00(最終日-17:00)
道新ぎゃらりー(中央区北1西2 札幌時計台ビル地下 地図A)
□彼方さんのサイト http://members.aol.com/achiko79/
■関川敦子の贈り物(02年、画像なし)
■彼方アツコ銅版画展-謡-(04年、画像なし)