札幌の彫刻家、西村和さんの小品展。
たぶん、昨秋の三越札幌店での個展よりは、いくらか庶民的というか、親しみやすい雰囲気になっているかと思います。
ただし、裏千家の月刊誌「淡交」6月号で、この個展が告知されてしまったため
「予定になかった茶器を並べました」
と西村さん。
なので、全体的にはやはり格調の高さも感じられるのです。
ご本人がアボガドとふざけて言っている器。
漆を何度も塗り重ねて、実際には軽いのに、重厚さをかもし出しています。
「焼くと大丈夫だけど、その前に、だいぶかぶれました」
漆を使って制作するのも大変ですね。
一輪挿しや茶碗、お皿など、いろいろそろっていますので、興味のある向きはのぞいてみると良いと思います。
雰囲気の良いこの会場も、あと残りわずかです。
2014年6月12日(木)～17日(火)午前11時～午後6時30分（最終日～午後4時）
石の蔵ぎゃらりぃはやし（札幌市北区北8西3）
□穏やかな日々 http://homepage3.nifty.com/~nagi/
関連記事へのリンク
■西村和 作陶展 （2013年10月）
■西村和作陶展 （2009年)
■西村和作陶展（2008年）
■西村和作陶展（07年11月）
■陶とうきうきコミュニケーション AMUSELAND（07年10月、江別市セラミックアートセンター）
■100の皿展 若手作家6人（03年）
■素－そのやわらかなもの（03年、画像なし）
■西村和作陶展（02年）
