キレイだけが品質価値?
塗装に対して知識がない人から見れば「まるで新築に変わっちゃったね」と、キレイになることだけが「高品質で価値がある」と勘違いされるのですが、塗装工事としての「品質と価値」は、塗膜の厚みでもあります。
何が怖いかといえば、ほとんどの場合、うすめすぎの工事も新築当時に戻ったようにキレイに仕上がってしまうことなのです。
これは塗り替えする際に、最もおちいりやすい落とし穴です。 「工事前」「工事後」という写真もよくありますが、それこそ変わりばえしないほうがおかしいのです。
私も作業中にとった工程ごとの写真を、参考程度に何十枚と渡すこともありますが、色が変化していくようすを確認できても、写真から塗装の品質を判断することは不可能です。