[めんたいワイド- 福岡放送] 2017年3月2日放送の「特報THEスライドショー」のコーナーで、防犯メールについて取り上げました。



ここ数年、学校や警視庁から配信される不審者に関する配信メールが増えていますが、その配信の基準について、本当に不審者なのかという声が上がっている事案もあります。

公園で男児が遊んでいたところ、男性に声をかけられたという事案で、その男性の特徴が次のようなものでした。

・タバコを吸っていた
・鉄棒の逆上がりを教えていた

親切な人が教えていたのか、それとも本当に不審者なのかという曖昧なところがあり、防犯メールの配信基準はどうなっているのかという声もあるようです。

福岡市ではどういった事案で配信されているのか

福岡市の小学校の防犯メールでは、下校時刻にお菓子を配る外国人がいて、持って帰った児童もいるので食べないように注意を呼び掛けるものがありました。

では、防犯メールの配信基準はどうなっているのでしょうか。

・声掛け内容や態度、言葉遣いなどから子供に不安を与えたと思われる場合
・「単に道を尋ねたり善意で声掛けした可能性あり」と注意書きを併記するところもある
・可能な限り具体的な行動、言動を入れる

上記のようなことを基準としてメールを配信しているそうですが、福岡県警では、善意の声掛けに関しては相手に詳しく話を聞いて、善意の場合や道を尋ねた場合はメール配信しないようにしています。

私が子供の頃、通学路や公園などに多くの大人がいたせいか、あまり不審者に関してはありませんでした。最近は、公園で遊ぶ子供も減っているし共働きの家族が多いので、こういったメールが重要になってくるのかなと思いました。でも、声掛けしただけで不審者扱いになるなら、善意で声を掛ける大人も減るのではという不安はありますね。(ライター:ぴよこ)