〔マーケットアイ〕株式:日経平均は下げ渋り、日銀ETF買い期待が支え

[東京 31日 ロイター] -
<13:06>  日経平均は下げ渋り、日銀ETF買い期待が支え
日経平均は下げ渋り。1万7400円前後で一進一退となっている。
市場では「日銀のETF(上場投信)買い入れ期待が下値を支えているが、押し目買い意欲が高まっている印象はない。民主党の米大統領選候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題が米大統領選の世論調査の結果にどう影響してくるかが注目される」(国内証券)との声が出ている。
<11:35>  前場の日経平均は反落、米大統領選の不透明感が重し
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比76円93銭安の1万7369円48銭と反落した。民主党のヒラリー・クリントン大統領候補の私用メール問題が再燃し、外為市場で1ドル104円台とドル安/円高が進行。日本株の短期的な過熱感なども意識され、利益確定売りが優勢となった。TOPIXは同0.32%安となった。
2017年3月期連結業績予想の下方修正を発表した日本ガイシ が前日比13%超の下げとなったほか、ファーストリテ やソフトバンク など値がさ株が下落し、指数を押し下げた。「日米企業決算は悪くなく、米経済指標も堅調で投資家のリスク選好が高まりかけていたが、米大統領選に向けた不透明感が再び広がり、利食い優勢に傾いた」(みずほ証券・投資情報部長の倉持靖彦氏)という。
東証1部の騰落数は、値上がり693銘柄に対し、値下がりが1152銘柄、変わらずが139銘柄だった。
<11:04>  日経平均は弱含み、リスクオンはいったん後退
日経平均は弱含み。1万7300円台後半で推移している。「S&P500などの米株価指数が9月以降のボックス下限を再び割り込むような動きとなっているほか、原油先物価格も調整が続いており、世界的にリスクオンムードがいったん後退している」(大手証券)という。
<09:46>  日経平均は下げ渋る、メール問題でもクリントン氏優勢との見方
日経平均は下げ渋り、足元では1万7400円近辺での値動きとなっている。前週末に米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏のメール問題が再燃し、為替はいったんドル安/円高方向に振れたものの、足元では1ドル104円台後半まで戻している。
市場からは「米大統領選に対する楽観ムードはやや後退したとはいえ、クリントン氏の優勢が覆るほどではないとの見方が優勢になっている。12月の米利上げを織り込む形でドル高基調が続けば、日本株も底堅い動きが見込まれる」(国内証券)との声が聞かれた。
<09:07>  寄り付きの日経平均は反落、円高・短期過熱感で利食い売り先行
寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比85円52銭安の1万7360円89銭となり、反落して始まった。米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題が再燃する中、為替は1ドル104円台とややドル安/円高方向に振れている。日本株に対しては短期的な過熱感も意識されており、利益確定売りが先行した。
原油相場の下落を受け、石油関連株が軟調。海運、医薬品なども安い。半面、保険、証券業、金属製品、卸売はプラス圏で推移している。
<08:26>  寄り前の板状況、自動車・電機株はまちまち
市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 は売り優勢に対し、ホンダ は買い優勢。キヤノン 、パナソニック は買い優勢。ソニー は売り優勢となっている。
指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り優勢。ファナック は買い優勢。三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り優勢となっている。
(ロイター日本語ニュース 金融マーケットチーム E-mail:scoopeqt@thomsonreuters.com 電話:03-6441-1787)
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