アルゼンチンのミレイ政権が昨年12月に行った通貨ペソの大幅に切り下げやその直後に導入した「クローリング・ペッグ制」、そして根強いインフレが、輸入と輸出の両面を通じて経済活動や国民生活に痛みを与え続けている。
- オピニオンコラム:160円の攻防の行方、続伸の余地薄くとも底堅いドル=内田稔氏
岸田文雄首相は10日に開催された経済財政諮問会議で、「最近の円安の動きを十分注視しており、政府・日銀は引き続き密接に連携していく」と発言した。一国の首脳が為替相場に言及するのは極めて異例で、近年の先進国ではおそらくトランプ前米大統領に限られるだろう。逆に言えば、この発言はドル/円が160円に達することは政府として許容できる水準を超えたシグナルと見ることができる。
- ビジネスアングル:肥満症薬に熱視線、30年代初頭までに世界年間売上高1500億ドルへ
ノボノルディスクやイーライリリーの肥満症治療薬に注目が集まる中、供給増加、使用範囲拡大の可能性、競合薬の登場により、この治療薬の世界年間売上高が2030年代初頭までに約1500億ドルに達すると一部専門家が予測している。
- ワールドイスラエル、新休戦案を提示 米大統領が発表 ハマスも「前向き」
バイデン米大統領は31日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザを巡り人質解放と引き換えに戦闘休止を提案したと明らかにし、イスラム組織ハマスに対し新たな提案に同意するよう呼びかけた。
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