スキーバス

「朝発」ツアー人気に拍車? 安全志向高まり

早朝に東京を出発し、長野県の竜王スキーパークに着いたツアー客=1月21日午前11時46分、安藤いく子撮影
早朝に東京を出発し、長野県の竜王スキーパークに着いたツアー客=1月21日午前11時46分、安藤いく子撮影

 長野県軽井沢町でスキーツアーの夜行バスが崖下に転落し15人が死亡した事故を受け、「短時間滑る手軽なプラン」と増加傾向だった朝出発のツアー「朝発」の人気に拍車がかかる可能性が出てきた。事故の原因は捜査中だが、夜行運転手の寝不足の問題は以前から指摘され、安全志向の高まりで、東京などの都心を早朝出る朝発ツアーは注目を集めている。【安藤いく子、中里顕、福富智】

 「いつも利用していますが、今回は心配する親を『朝発』だから大丈夫と説得した」。早朝に東京駅を出て正午前、竜王スキーパーク(同県山ノ内町)に着いた神奈川県横須賀市の女子大学生(21)はバスを降りた。別の朝発ツアーでやって来た埼玉県久喜市の調理師の男性(21)は「学生のように時間がないので朝発を選んだ」と言い、さっそく母親に現地到着を連絡した。

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