阪神淡路大震災の被災を「運」の差だと片付けない。

被災地だけの不運や不幸じゃない、たまたまそこでおこっただけ。……2010年1月13日の夜に考えたことをまとめました。
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Yukako MATSUMOTO @snowystreet

阪神淡路大震災で、神戸に行って被災した人は不運だ、神戸に行ってなくて自分は震災に遭わず運が良かった、そういう考え方を読んだけど、それにはくみせないなあ…今はもう。それって「神戸に住んでいた人たちは不運だ」と言っていることでもあって、あまりに他人事で、あまりに言葉の網が大きすぎる。

2010-01-13 23:36:11
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

震災で、ちょっとした差で(隣の人に物が落ちてきた、自分には落ちてこなかったなど)助かるかどうかが分かれたりする。運・不運はあると思う。でも、地震国日本に住んでいればどこにいても、地震に遭うかどうか確率の差でしかない。たまたま自分は遭わなかった助かった死ななかっただけ。

2010-01-13 23:43:16
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

地震のメカニズムや防災の研究等々、地震が起きた後の対策の策定、また家庭や個人で気をつけたり、知識を共有し分かち合うこと、助け合うことで、助けられる命が増える。地震が起きても、「震災」という災害を減災することは出来る。阪神淡路大震災後はそう考えて行動している人いっぱいいるはずやねん

2010-01-13 23:48:02
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

あの震災の時に神戸にいた人は不運とかいうなや。人は必ず死ぬ。でも兵庫県南部地震、阪神淡路大震災では理不尽な死、死ななくてもよかった人たちがいっぱいいた。そのひとたちはただ神戸にいただけなの。ただそれだけ。

2010-01-13 23:51:00
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

神戸だけじゃなく自分たちの街にいただけなの。地震が起こると多くの人が知らなかった街に、ただ住んでいた。断層だらけでいつか大地震が起こることをきちんと知っていれば良かったし、もっと出来ることもあった。でもそれは特段、被災地だけの不運や不幸じゃない、たまたまそこでおこっただけ。

2010-01-13 23:58:19