今日、なに食べよう?〜有機野菜の畑から~

旬の野菜と珍しい野菜の簡単レシピ

スポンサーリンク

10月4日は芋名月なので、是非とも里芋を食べていただきたい!

10月4日は晴れる所が多いようですよ!

f:id:homare-temujin:20171003212532j:plain

 10月4日は十五夜ですね。「中秋の名月」とも言われますが、ちょうどこの頃から里芋の収穫が始まるので「芋名月」とも呼ばれます。

 ホマレ姉さん家の周りは農家だらけですから、やはり皆さん「芋名月」と呼んでいますが、食いしん坊の姉さんにもこちらの方がシックリきます。

農家に成りたての頃、何から何まで教えてくれた近所のおばちゃんは、この日になると必ずおはぎを拵えては、「持って帰り…」と言ってくれました。

働き者だったおばちゃんの手はとても大きかったので、作るおはぎもそれに比例して相当な大胆さで、食べごたえのあるおはぎだったんです。

そんなおばちゃんも数年前に他界してしまい、そんなおっきなおはぎはどこにも見当たりません。今となっては懐かしい思い出です。

さて、今年はその「芋名月」に団子を作ります。月見団子と言えば白玉粉で作るのが一般的でしょうが、これはズバリ里芋の団子です。

一口めは普通の団子と何ら変わらず。二口めはあれ、なんか違うぞ。三口めにその粘り具合から、里芋だとわかる感じでしょうか…。

みたらし団子のタレをかけているので、里芋が苦手なお子さんでも喜んで食べてくれるに違いありません。

運よくワレモコウを見つけてきたのでススキと一緒に生け、明日は月を愛でながら里芋団子食べようかなぁ…下戸の姉さんの十五夜の過ごし方です。

 
 
スポンサーリンク
 
 

材料(作りやすい量・約11本分)

  • 里芋      約500g(剥き実で400g必要)
  • 片栗粉      大さじ8

〈みたらし団子のタレ〉

  • きび砂糖      80g
  • 醤油      大さじ3
  • みりん      小さじ2
  • 片栗粉      大さじ2弱
  • 水      120ml
  • (他に、竹串とアルミホイルが必要)

 

作り方

  • ①   里芋をたわしで洗い、水気をつけたまま耐熱皿に入れふんわりラップをかけ、レンジで5分加熱する。芋の上下をひっくり返してさらに5分加熱し、芋に火を通す。(芋の大きさにより、加熱時間を調節する)

里芋を洗い、5分間レンジ加熱し、ひっくり返して更に5分加熱する

 

  • ②   ①の芋が熱いうちに皮を剥き、マッシャーで滑らかになるまで潰したら、片栗粉を加え捏ねるように混ぜ合わせる。

里芋が熱いうちに皮を剥き、マッシャーで潰し、片栗粉を加えて捏ねる

 

  • ③   軽量スプーンの小さじで②のタネを適量すくい、片栗粉を付けた左手の平に乗せ、両手の平で転がしながら丸め約2.5㎝の団子を作り、片栗粉を引いたバットに並べる。

タネをスプーンですくい、片栗粉を付けた手の平で転がして丸める

 

  • ④   ②を全て団子にしたら、鍋に団子を茹でる湯を沸かす。その間に竹串の持ち手側にアルミホイルを巻いておく。

湯を沸かし、その間に竹串の持ち手側にアルミホイルを巻いておくf:id:homare-temujin:20171003162058j:plain

 

  • ⑤   湯が沸いたら、③の団子を網杓子に乗せ湯に入れ、団子が浮いて来たら網杓子でバットにすくいあげる。

湯の中に団子を杓子などにのせて入れ、浮いて来たらバットなどにすくいあげる

 

  • ⑥   ④の竹串に⑤の団子を4個ずつ刺す。

団子を4個ずつ串に刺す

 

  • ⑦   焼き網を熱し、⑥を乗せて表面に焼き色を付ける。

焼き網を熱し、団子に焼き色を付ける

 

  • ⑧   片栗粉を除く〈みたらし団子のタレ材料〉を小鍋に入れ弱火にかけ、ヘラで混ぜながら砂糖を煮溶かす。砂糖が溶けたら、同量の水で溶いた片栗粉を回し入れてトロミをつける。

片栗粉以外のタレ材料を小鍋に入れて弱火にかけ、ヘラで混ぜながら砂糖を煮溶かし、同量の水で溶いた片栗粉を入れ、トロミをつける

 

  • ⑨   ⑦の団子のアルミホイルを外し、器に盛って⑧のタレをかければ完成。

アルミホイルを外し、器に盛ってタレをかけて完成!

 

ポイント

焼く前の団子を味噌汁に入れても美味しいよ!

  • この団子、味噌汁の具にもピッタリなので、いっぱい作っても困ることはありません。今日は焼く前の団子を、短冊に切ったベーコンと一緒にお味噌汁に入れてみました。
  • 今回はお菓子っぽくみたらし団子のタレで作ってみましたが、田楽味噌で食べても美味しいと思います。おかずにするならその方が良いかもね。

 

ホマレ姉さんの本もよろしくです!

Cool Veg 農家が提案する これからの野菜レシピ

Cool Veg 農家が提案する これからの野菜レシピ