三井物産は、既存システムの保守サービス終了を機に経費管理基盤を刷新し、SaaSをベースとした新たなシステムの稼働を4月に開始した。コンカーと三井情報(MKI)が8月11日に発表した。
新たに採用されたのは、SaaS型の経費精算システム「Concur Travel & Expense」。プロジェクトでは、コンカーがTravel & Expenseの構築を、MKIがTravel & Expenseと三井物産の基幹システム連携部分の開発と構築を担当した。国内利用規模は約6000人。
今回の導入でシステム管理やメンテナンス負荷を軽減し、SaaSのメリットを生かした上で、コンカーから提供される法制度対応やモバイルなど新しい技術の活用を目指しているという。