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- 大堀 壽夫
- 東京大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Perspectives on Grammaticalization in Japanese : Survey and Theoretical Issues(<Special Issue>Grammaticalization in Japanese)
- 日本語の文法化研究にあたって--概観と理論的課題
- ニホンゴ ノ ブンポウカ ケンキュウ ニ アタッテ ガイカン ト リロンテキ カダイ
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抄録
文法化の典型例を「自立性をもった語彙項目が付属語となって、文法機能をになうようになるケース」すなわち脱語彙化と規定し、その基準として、意味の抽象性、範列の成立、標示の義務性、形態素の拘束性、文法内での相互作用を挙げる。そして拡大したケースとして、元々自立形式でなくても、使用範囲が広がって機能の多様化が起きる多機能性の発達、および特定の語形に限定されない構文の発達を検討する。とりわけ後者においては、談話機能が重要な役割を果たす。文法化の道筋は多くの言語において共通性が見られる。その動機づけとして、具体的領域から抽象的領域への概念拡張としてのメタファー、および同一領域における焦点化のシフトとしてのメトニミーという二つのメカニズムを考察する。加えて、意味変化における一般的制約についてふれる。
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 1 (3), 1-17, 2005
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680764240000
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- NII論文ID
- 110006218815
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 7407401
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可