【自家通販応援!】BOOK GIFTセット【お手軽発送セット】

2018年11月29日

こちらではオンデマンド印刷の特色、ゴールド・シルバーを使用して表現できるメタリックカラーのご紹介をいたします。
オンデマンドカスタム・ノベルズの表紙印刷でご利用頂けます。

はじめに

弊社の特色ゴールド・シルバーを使用した場合、印刷順は(1)特色(ゴールド or シルバー)→(2)CMYKとなります。
特色版はCMYK版の下に敷かれる形になり、上にCMYK版を重ねることで、重ねた箇所は特色の光沢感を受けたメタリックなカラーとなります。

しかし、重ねる色によっては特色がとても目立たなかったり汚い色になってしまうこともあるので、特色版とCMYK版を重ねる際には注意が必要です。
※弊社では特色ゴールド・シルバーをそのままの色で使用したいという場合には、重なるCMYK版の色は抜いて頂くことを推奨しております。

プリンタメーカー開発のメタリックカラー

こちらではプリンタメーカーが独自に検証・選定をした、特色とCMYKを重ねた結果綺麗に見えるカラーをご紹介いたします。

シルバー+CMYKで表現するメタリックカラー

(画像クリックで拡大)

ゴールド+CMYKで表現するメタリックカラー

(画像クリックで拡大)

※画面上では実際のものとは少々色味が異なる場合がございます。
※SP=特色です。


使い方について

ご発注時の「表紙の仕様」で印刷指定を「通常CMYK+ゴールド」または「通常CMYK+シルバー」のどちらかでご発注ください。 ※ゴールドとシルバーの併用はできません(その他スペシャルカラーとの併用も不可です)。使用したいカラーに合わせた特色をお選びください。

原稿データについて

1. 特色用のレイヤーを準備
CMYKレイヤーとは別に特色用レイヤーをご用意ください。
レイヤー名はゴールドの場合は「Gold」、シルバーの場合は「Silver」としてください。


2. CMYKレイヤーの処理
メタリックカラーを使用する箇所を、使用したいカラーの数値で着色します。
各色の数値は上記一覧画像をご覧ください。

※SPは特色レイヤー用の数値です。ここでは無視して問題ありません。

3. 特色用レイヤーの処理
CMYKレイヤーでメタリックカラー用に着色した箇所に重なるように、特色用レイヤーを作成します。
特色用レイヤーはK一色のみを使用してご作成ください。
SP=80であればK80%で、SP=100であればK100%でご作成ください。

シルバー系メタリックカラーは全てSP=80なので、K80%で作成します。

これでデータは完成です。
作成した各レイヤーは、印刷時に下図のように処理されるイメージです。

ご注意

用紙色の濃い用紙へ使用する場合、色味が多少紙の色の影響を受けます。

左から順に、ファーストヴィンテージイエローオーカー・シルバー、モダンクラフト、ミランダ黒
画像のようにミランダ黒のような真っ黒な用紙ですと、紙の色に負けてしまいオススメできません。

白い用紙を使用して、背景色が黒ベタ塗りのデータ等の場合であれば、特色も問題なく映えます。

使用用紙:OKホワイトポスト180K、マットPP有り

メタリックカラーの色や輝きを強く出したい場合は、用紙色は白系や淡いもの、用紙の質感は凹凸やザラつきが少ないものがオススメです。 グロス塗工紙(OK特アートポスト、OKホワイトポスト、OKスーパーポスト等)、マット塗工紙(マットポスト等)、エンボスの強くない平滑度の高い上質紙(OKプリンス上質等)

各PP毎の変化

PP無し
グロスPP
マットPP


CMYKトナーとの混色による光輝性の高いメタリックカラーで、オフセット印刷による特殊インキや箔押しに迫る表現力がオンデマンドで手に入ります。 通常のゴールド・シルバーとはまた少し違ったスペシャルカラーを是非一度お試しください。