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お店で見かけるのであれば、下記を参考にするといいかもしれません。 銀鮭 ⇒ 現在スーパーで見かける物の殆どの「銀鮭」はチリ産で 養殖物。しかし脂はこの3種の中で一番ある。 天然もごく稀に生協等でありますが、脂はありません。表示を良く注意されるといいでしょう。 皮は銀色で綺麗ですが、色は「紅鮭」に比べてオレンジ色に近い色になってます。 紅鮭 ⇒ 通常、スーパーで売られる「紅鮭」は、アラスカにあるブリストル湾で取れた、色は真っ赤で美味しそうですが 脂はありません。しかし上記の「銀鮭」より高いのが通常。紅は一般に川を遡上して湖で卵を産みます。 ですので、どこの紅が美味しいかと言うと、長い川に帰ってくる「紅鮭」ほど一番美味しいと言うことになります。 残念ながらブリストル湾には長い川はありません。しかし大量に取れるので値段が安く日本で売られます。 長い川を遡上するだけのエネルギー(脂)を蓄えるからです。ですのでロシアのアムール川(全長約4,400km) や、カナダのユーコン川(全長約3,700km)等に帰ってくる「紅鮭」が一番美味しいといえるでしょう。 余談ですが、このロシアの長いアムールに帰っていくべきの鮭が迷子になって、日本で偶然見つかる鮭があります。 これを北海道では”幻の鮭児(ケイジ)”といい珍重されてます。上記の理由で美味しいからです。 日本で一番長い川は信濃川ですが、これでも全長367kmしかありません。北海道でも一番長いのは石狩川、 これで日本の3番目でなんとか268km。これでは日本に美味しい「紅鮭」は遡上することはありませんね。 時鮭 ⇒ 日本で取れる白鮭(一般に”秋鮭”)の一種です。その中でも生まれた川に戻る時期を間違えて帰ってきてしまい 漁獲される鮭の一種です。その為、まだ卵や精巣に栄養分が吸い取られていないので美味しいと言われますが、 残念ながら、一部のスーパーは、普通の秋に返ってくる”秋鮭”を「時鮭」とか、「時知らず」とか表示して売っている ところもありますので注意が必要です。百貨店などの食料品売場でちょっと値段の張る、「時鮭」は本物でしょう。 本物はやはり美味しいです。しかし焼くと色が薄くなるので、見た目には美味しくなさそうになってしまうのが残念 です。
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その他の回答(3件)
本来、日本語でサケと言えば日本の川に遡上する白鮭のことのみを指します。時鮭(ときしらず)は白鮭の若いもので、ロシアの川を下ってきたところで獲られるものです。 銀鮭は千島列島やアラスカなどの北太平洋に分布しますが、日本の川には上がってきません。成長が早いので養殖が盛んに行なわれています。 紅鮭も択捉島以外には日本には天然のものは生息しておりませんが、陸封型(海に降らずに一生を淡水で過ごすもの)であるヒメマスが阿寒湖に生息しています。北海道の川で放流も行なわれていますが、帰ってくる個体は少なく、日本沿岸での漁獲はほとんどありませんので、スーパーに並んでいるのは大抵はロシアかアラスカからの輸入物です。
ID非表示さん
2010/3/4 8:20