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【告知】「岡沼淳一工房展」(2018年9月14日~10月8日のうち9日間)と「神田日勝と道東の画家たち & 岡沼淳一木彫の世界」(9月15日~12月2日)

2018年08月23日 13時08分10秒 | 展覧会等の予告
 十勝管内音更町の彫刻家で、埋もれ木を使ってダイナミックな木彫を制作する岡沼淳一さんと、神田日勝をはじめとする道東の画家たちの展覧会が、9月15日から12月2日まで、道立帯広美術館で開かれます。

 この展覧会は、岡沼さんの工房(音更町新通北1)に置いてある作品と、同管内鹿追町の神田日勝記念美術館の所蔵品が中心となります。
 会期中は岡沼さんの工房に空間の余裕ができることから、美術館に展示しないこれまでの作品を一般に公開する「工房展」を、日時を限定して公開することになりました。

 工房展の日程は、次の通りです。

・9月14日(金)午後1時~4時半
・  15日(土)午後1時~4時半
・  16日(日)午前10時~午後4時半

・9月22日(土)午前10時~午後4時半
・  23日(日)午前10時~午後4時半
・  24日(月)午前10時~午後4時半

・10月6日(土)午前10時~11時半
・  7日(日)午前10時~午後4時半
・  8日(月)午前10時~午後4時半

 9月24日と10月8日は祝日です。


 岡沼さんは1944年(昭和19年)函館生まれ。
 北海道学芸大函館分校(現・北海道教育大函館校)で彫刻を学び、卒業と同時に十勝に移住。
 自由美術協会(1990年会員、2003年退会)や全道展(1981年会員)などに出品しています。
 緊張感あふれるフォルムと大きなスケールで、道内を代表する木彫作家として知られ、99年には道立帯広美術館が「十勝の新時代 II 岡沼淳一展」を開いています。


(2018年10月9日、地図を削除しました)

・帯広駅バスターミナルから十勝バス「糠平線」「上士幌線」、北海道拓殖バス「上士幌線」に乗り「音更みはる野団地」降車、約410メートル、徒歩6分
※乗車20~25分。公開時間に間に合う便は午前10時10分、正午、午後1時(土日祝日休み)、1時35分、1時50分、3時35分(日祝日休み)


 
 「神田日勝と道東の画家たち & 岡沼淳一木彫の世界」展の概要は次の通り。

9月15日(土)~12月2日(日)午前9時半~午後5時(入場は4時半まで)、月曜休み(祝日は開館し翌火曜休み)、11月5日は開館
道立帯広美術館(帯広市緑ケ丘2)

一般700円(530円)、高大生400円(290円)、中学生以下無料
かっこ内は、10人以上の団体、前売り、リピーター割引、神田日勝記念美術館のチケット半券保持者
※コレクション・ギャラリーとの共通券は一般810円(10人以上の団体740円)、高大生460円(同400円)


関連事業
トーク&ワーク(道民カレッジ連携講座)
10月13日(土)「神田日勝の絵画ーデッサン帳、スクラップ・ブックの調査からわかること」 講師:川岸真由子神田日勝記念美術館学芸員
10月14日(日)みどころ解説と展覧会鑑賞ツアー 講師:光岡幸治学芸課長

いずれも午後2時~3時半
定員30人(要観覧券)
9月19日(水)午前10時から道立帯広美術館に電話で申し込む。定員になり次第締め切り。
(13日のみの参加は事前申し込み不要、聴講無料)


アーティスト・トーク「ニレの木に魅せられて―その半世紀を語る」
10月6日(土)午後2時~3時半
要観覧券
(岡沼さんの話)


ミュージアム・コンサート
11月1日(日)午後3時
入場無料
(ロビーで太田妃佳里さんがオーボエを演奏)


特別展セミナー「神田日勝、岡沼淳一:作品を読み解く」
9月22日(土)・11月24日(土)午後2~3時
聴講無料
(講堂で光岡幸治学芸課長が語る)


ワークショップ「おとなの油絵入門
10月27日(土)・28日(日)午前10時~午後3時
2日間とも参加可能な中学生以上を対象に、齋藤隆博さん(画家、全道展会員)が指導
参加費500円
9月26日(水)午前10時から道立帯広美術館に電話で申し込む。定員20人になり次第締め切り。


キッズ・ツアー
11月10日(土)午後2時
中学生以下は無料


キッズ・ミュージアム「はっぱで遊ぼう」
9月29日(土)午後1時半~3時半(受付は3時まで)
託児室を開設します


オビビ・キッズ・アートフェスタ
11月17日(土)午後1時半~3時半
10月19日(金)午前10時から道立帯広美術館に電話で申し込む。
保護者は要観覧券





・JR帯広駅から約2.3キロ、徒歩30分

・十勝バスの「3 南商線」「3-1 南商・柏葉・総合振興局線」「21 南商あかしや線」に乗り「春駒通12条」降車、約830メートル、徒歩10分
(帯広駅バスターミナルが始発ですが、長崎屋前から乗ると時間が節約できます)
・拓殖バス「21~24 南商業高校線」「25 帯広の森線」に乗り「緑ケ丘6丁目・美術館入口」から約350メートル、徒歩5分


関連記事へのリンク
ひがし北海道:美の回廊 (2003、画像なし)
旧ミマンミニコレクション展(初回)=2003年
遠藤ミマン・岡沼淳一二人展(2002)
2002 北の彫刻展(画像なし)



 最後に、私事にわたりますが、岡沼淳一工房展のリーフレットのテキストは筆者が書きました。
 そういうこともあるので、会期中早いうちに、見にうかがう予定です。


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