クレディセゾン、1時間単位の有休も 雇用制度発表
クレジットカード大手のクレディセゾンは14日、9月からアルバイトを除く全ての従業員の雇用形態を正社員に一本化すると発表した。1時間単位での有休取得を可能にするなど福利厚生を充実させ、1つの雇用制度でも柔軟な働き方に対応する。
全社員約4100人のうち、約2200人が対象となる。テレワークや、部門ごとのフレックスタイム制も順次導入する。雇用形態は1つでも一人一人が働き方を選びやすくする。介護や育児以外にも、それぞれの事情に合わせて働けるようにする。
当初は年間数億円のコスト増になる見通し。雇用契約を無期化するだけではなく、確定拠出年金や賞与といった福利厚生なども含めて全ての社員の待遇を同じにするのはきわめて珍しい。
関連企業・業界