「ひとかけづつきれいにひかりながら、そらから雪はしづんでくるのです。」
という宮沢賢治の詩句を全体の題とした、16点の絵画を展示していた、田村さんの個展。
田村さんは道展の会員なのですが、激しく自己をアピールするような絵がならぶなかで、田村さんの作品は、いつもひっそりと壁にかかっています。でも、その目立たなさが、かえって存在感を強めているような、そんな感じがします。
今回の個展は、ギャラリーどらある以来、じつに7年ぶり。
色彩は、アクリルと油絵の具の併用。ピンクに、大量の白の絵の具をまぜ、色を薄めるそうです。微妙な配分の違いでも、いろんな色調が出てくるのだとか。
あわいピンクの濃淡と、曲線でつくられた画面は、見ているとふわふわした気持ちになってくるようです。
8月3日(木)-26日(土)10:00-17:00(日曜・14-16日休み、最終日-16:00)
ギャラリー山の手(西区山の手7の6)。
という宮沢賢治の詩句を全体の題とした、16点の絵画を展示していた、田村さんの個展。
田村さんは道展の会員なのですが、激しく自己をアピールするような絵がならぶなかで、田村さんの作品は、いつもひっそりと壁にかかっています。でも、その目立たなさが、かえって存在感を強めているような、そんな感じがします。
今回の個展は、ギャラリーどらある以来、じつに7年ぶり。
色彩は、アクリルと油絵の具の併用。ピンクに、大量の白の絵の具をまぜ、色を薄めるそうです。微妙な配分の違いでも、いろんな色調が出てくるのだとか。
あわいピンクの濃淡と、曲線でつくられた画面は、見ているとふわふわした気持ちになってくるようです。
8月3日(木)-26日(土)10:00-17:00(日曜・14-16日休み、最終日-16:00)
ギャラリー山の手(西区山の手7の6)。
この色彩の淡さには目を凝らしてみるうちに心が澄んでいくような快感を覚えました。
ギャラリー山の手という、静かなギャラリーでゆっくりみられたのも良かったことの一つです。
この色彩とモチーフは女子高生やおばあさんなど、多くの方に見ていただきたいです。
魅力的でした。