米アマゾン「主要国にデータ拠点」、クラウド強化へ投資継続

米アマゾン「主要国にデータ拠点」、クラウド強化へ投資継続
 11月12日、米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムは、今後ほぼすべての主要国・地域にデータセンターを設置し、最終的にはクラウドコンピューティング部門を同社最大の中核事業に育てる方針を示した。ニューヨークで10月撮影(2014年 ロイター/Brendan McDermid)
[ラスベガス 12日 ロイター] - 米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムは、今後ほぼすべての主要国・地域にデータセンターを設置し、最終的にはクラウドコンピューティング部門を同社最大の中核事業に育てる。
アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)のトップ、アンディー・ジャシー氏が12日、記者団に明らかにした。
AWSは法人顧客向けにクラウドやデータ管理サービスを提供している。
これまで度重なる赤字計上にも目をつぶってきた投資家だが、ここにきて利益率を犠牲にし、投資先行の姿勢を貫くアマゾンに対して、懸念の声が上がっている。
だがジャシー氏は、アマゾンはAWS事業の「成長に必要なあらゆる投資を行う用意がある」とし、今後はデータセンターを「ほぼすべての主要国に設置する」と語った。

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