北海道美術ネット別館

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■4人展 奥野侯子・後藤和司・高橋博昭・佳乃子 (5月12日で終了)

2007年08月07日 23時42分21秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 
 アップが遅れてすいません。
 会場で4人にいろんな話をお聞きしたのですが、あまりに長い月日がたって完全にわすれてしまいました。
 この4人で展覧会をひらくのは、筆者の知る限り4回目です。(ただし、とくにグループの名前などは付いていません)
 

          

 高橋佳乃子さんです。
「グレーオブグレー2007」
「ミストグリン-2007」
「ピンクベージュ-2007」(同題2点)
「ジョンブリアン-2007」
の5点を出品しています。
 題のとおり、色そのものを見せることに主眼があるようです。


          

 奥野さんは「鏡」「空」の2点と、小品「花」4点。
 絵画における装飾とはなにか、という問題意識をもって制作している人です。
 「空」に登場する女性の衣服の模様は、衣服のかたちを反映せずに平面的に処理されており、写実的なリアルさよりも平面性が強調されています。
 一方「鏡」のほうは、キャンバスの少し手前に透明なアクリル板をとりつけています。


          

 高橋博昭さんは、「生存-2007」と題した作品を8点。
 とにかくいろんなものを貼り付けているようです。
 大丸藤井などの包装紙、発泡スチロール、麻袋などなど。
 へたな画材よりも発色が豊かです。


          

 後藤さんだけが新道展会員です(ほかの3人は道展会員)。
 「青のSCENE’07」は、例年「北海道抽象派作家協会」展に出品しているものとおなじ傾向の作品。
 ツイード織のように細い線を規則的につらね、緊密な絵画空間をつくっています。

 

07年5月7日(月)-12日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A

2004年の4人展
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