アップが遅れてすいません。
会場で4人にいろんな話をお聞きしたのですが、あまりに長い月日がたって完全にわすれてしまいました。
この4人で展覧会をひらくのは、筆者の知る限り4回目です。(ただし、とくにグループの名前などは付いていません)
高橋佳乃子さんです。
「グレーオブグレー2007」
「ミストグリン-2007」
「ピンクベージュ-2007」(同題2点)
「ジョンブリアン-2007」
の5点を出品しています。
題のとおり、色そのものを見せることに主眼があるようです。
奥野さんは「鏡」「空」の2点と、小品「花」4点。
絵画における装飾とはなにか、という問題意識をもって制作している人です。
「空」に登場する女性の衣服の模様は、衣服のかたちを反映せずに平面的に処理されており、写実的なリアルさよりも平面性が強調されています。
一方「鏡」のほうは、キャンバスの少し手前に透明なアクリル板をとりつけています。
高橋博昭さんは、「生存-2007」と題した作品を8点。
とにかくいろんなものを貼り付けているようです。
大丸藤井などの包装紙、発泡スチロール、麻袋などなど。
へたな画材よりも発色が豊かです。
後藤さんだけが新道展会員です(ほかの3人は道展会員)。
「青のSCENE’07」は、例年「北海道抽象派作家協会」展に出品しているものとおなじ傾向の作品。
ツイード織のように細い線を規則的につらね、緊密な絵画空間をつくっています。
07年5月7日(月)-12日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A)
■2004年の4人展
■02年の4人展