パナソニック、三洋の北米テレビ事業売却へ 船井電機に
パナソニックは来年3月末までに子会社の三洋電機が北米で手掛けるテレビ事業を船井電機に売却する方針を固めた。三洋は主に米流通大手ウォルマート・ストアーズに年間約100万台の液晶テレビを供給しているが、中国勢との価格競争で不振が続いている。パナソニックは三洋の北米事業の売却で赤字が続くテレビ事業の構造改革を進め、黒字化を急ぐ。
三洋は現在、中国家電大手、TCL集団(広東省)のメキシコ工場からテレビを...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り507文字
関連企業・業界