64GB SSDの店頭販売モデルが地雷と言われているVAIO Xですが

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    64GB SSDの店頭販売モデルが地雷と言われているVAIO Xですが

    モバイルノートに何を求めるかにもよるのだろうけど、いやいやいや! まったくもってノープロすよノープロ!

    僕にとってはじめてのWindows7。手持ちのノートをアップグレードするか買い換えるかで悩んだ結果、VAIO Xの店頭販売モデル(VPCX118KJ/B)を買い足してみました。

    もちろん2ちゃんねるノートPC板の葬式会場スレッドをはじめ、購入前はアレコレ調べました。その中でも最も参考になったのがITmediaのコチラの記事。

    64GバイトUltra ATA SSDの場合のみチップセットと直接接続し、128G/256GバイトSSDではSerial ATA/Ultra ATA変換アダプタのボードを介して接続する。~それでもテスト結果からは速度と容量の両面で大きな効果があることが分かる。パフォーマンスを少しでも高めたいならば、真っ先に128G/256GバイトSerial ATA SSDの搭載を検討すべきだ。

    なるほど確かに。でもWindowsエクスペリエンスインデックス(プライマリハードディスク)の数値は、

    64GバイトUltra ATA SSD搭載の標準仕様モデルで「5.3」、128Gバイト/256GバイトSerial ATA SSD搭載のVAIOオーナーメードモデルでは「6.3」にスコアが跳ね上がっている。

    なのだそうです。確かに差はあるけど、これ、どっちも充分速いですよね? というわけで、店頭販売モデルに突入してみました。

    ちなみに購入金額は8万2000円台。この価格でお持ち帰りができるならとニコニコ現金一括払い。パソコンとは思えないほどの箱の軽さにびっくり。でもこういう持ち帰りしやすい品ほど、箱に取っ手をつけてもらいたかったなあ。

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    091113vaiox02.jpg

    とにかく薄くて軽い。コレにつきますね。バックライトを明るめにしても6時間強ほど持つバッテリーの性能にも満足。

    肝心の体感速度ですが、今まで使っていたIdeapad S10eやThinkPad X60と比べると超ハイスピード&超ハイレスポンス。ハードディスクとは違うのだよハードディスクとは。YouTubeのHD動画を再生したり、高画質画像を埋め込んだPDFファイルを開くとAtomならではの息切れ感が目立ちますが、刺身にたんぽぽを置く...ではなくて秀丸のウィンドウに文字を並べるのがお仕事の僕にとってはノープロブレム。容量面も問題なし。無線LANの速度もUP。ただしアンテナはやや弱いのか、ルーターから離れた部屋ではときどき電波を見失うことがありました。

    モバイルパソコン1台でどんな作業もしたいさせたい、という人には身体を張ってでもお止めします。でも自宅や仕事場にある程度ハイパワーな母艦があって、出先での作業はチョコチョコっと...という人にはむっちゃオススメ。「ネットに繋がるポメラが欲しい!」という人にもプッシュしたいかな。

    Xシリーズ[SONY]

    (武者良太)