クラウド支出、2018年まで年平均23%増--IDC予測

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2014-11-05 12:14

 IDCの予測によると、2018年には、全世界におけるソフトウェアとサーバ、およびストレージに対する支出の増加分の半分以上をクラウドサービスが占める見通しだという。

 具体的には、パブリッククラウドサービスへの支出は2014年に566億ドルに達し、2018年には1270億ドルにまで拡大すると予想されている。これを年平均成長率に換算すると、22.8%になる。

 IDCによると、クラウドに移行するベンダーと顧客の両者が成長を牽引することになるという。さらに、クラウドは革新の段階に突入しようとしており、それは業界固有のプラットフォームにつながっていくだろう、とIDCは主張する。IDCの予測が正しいとすれば、ITベンダーはライセンシングとハードウェアの販売からクラウドサブスクリプションへの移行を加速させる必要がある。すべてのベンダーがそうした変化にうまく対応できるわけではないと考えて差し支えないだろう。

 2014年はSaaSがクラウド支出の70%を占め、IaaSがそれに続く。具体的な内訳は以下の通りだ。

figure_1

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]