多摩動物公園

本当にヘビなの?…園内で発見、世界最小級

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多摩動物公園で展示しているブラーミニミミズヘビ=斉藤三奈子撮影
多摩動物公園で展示しているブラーミニミミズヘビ=斉藤三奈子撮影

 「ヘビです」。展示場所にあえてそう張り紙されたヘビが、多摩動物公園(東京都日野市)内の昆虫生態園に展示されている。園内で見つかった世界最小クラスのヘビ「ブラーミニミミズヘビ」で、見た目はミミズにそっくり。「本当にヘビなの?」としげしげとのぞき込む来園者も多く、話題になっている。

 一般に全長は16~22センチ。原産地ははっきりしないが、熱帯から亜熱帯に広く分布する。植木などの輸入時に混入し、各国に広まったらしい。国内では南西諸島や小笠原諸島、南九州や静岡県の一部などで確認されている。

 今年10月、生態園内の室温25~27度に保った温室で、石の下とチョウの幼虫が食べる鉢植えの土の中から2匹が見つかった。5、6年前にも温室内で見つかり、半年ほど展示したことがあるという。

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