2012年3月15日木曜日

支援者から裁判の様子についてメールが届きました。フジテレビの「とくダネ」担当ディレクターからは夕方電話がありました。市橋君は殺意はなかったと証言したそうですが、それは事実だと思います。ただ、事実でも証明できなければ、裁判では説得力がないというところが難しいところなのでしょう。
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先生、○○○○です、237人の内77席しか傍聴できず○○さんは当たりましたが、私はもれたのにたまたま後ろの人が譲ってくれたたため、二人で並んで傍聴する事ができ、○○から行ったかいがありました。初めて見る市橋君は思ったよりも小さく見えて涙があふれました。殺意があれば控訴はしませんと言った市橋君の言葉、涙ながらに訴えた事に号泣してしまいました。この事だけは立証されなくてはならない事です。絶対!被害者の意見書には耳をふさぎました。こんなに普通の被告人をみたのは初めてです。弁護人の力強い若い弁護士さんに感動しました。適正な判決を望んでいます。判決は4日11日、1030分に言いわたされるそうです。いい判決を期待してます、嘘のない市橋君のために。
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先生、お疲れ様です。今日控訴審273人中77席の抽選で運よく○○さんと傍聴できました。初めて見る市橋君は思ってたより小さくて顔色が悪く裁判長も体調を気づかってました。入ってきた時は涙がとまりませんでした。弁護士の皆さんは趣意書に基づいて力強く弁護してくれました。市橋君は殺意がない事を涙ながらに訴えました。そうでなければ控訴しませんと。死ぬまで苦しんで罪を償うと訴えました。判決は4月11日10時30分です。良い判決を心から祈っています。帰りにフジテレビと東スポの人から取材を受けました。市橋君の姿が頭から離れません。先生気をつけてお帰りください。
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いつもお世話になります。本日の市橋達也さんの控訴審の様子がニュースで流れていました。殺意は否定され、その後被害者やご家族に対しては「リンゼイさんやそのご家族の事を想うと苦しくて息が出来なくなる。」 又「自分が出来ることは一生苦しみ続けることです。」と話されたようです。市橋さんなりに本当に苦しく辛い心情を述べられたのだと思います。今日の判決は4月11日だそうです。
心から市橋達也さんや弁護団の先生方の主張が認められ無事に結審できますように願い祈ります。
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今日も学会では素晴らしい講演がたくさんありました。昼休みにはランチョンセミナー(昼食を食べながら聴く講演)があり、イギリスのAPS(Agchem Project Consulting LTD.)のStephen Shires 博士がNew developments in the EU pesticide registration regulations - Experiences with the new EU zonal registration procedure -(EU における農薬登録の最新動向-ゾーン登録手順の経験)という演題で講演しました。EU加盟国を北部、中部、南部に分け、それぞれ農薬登録の要件が異なるということが紹介されました。

夕方、岡山県在住の旧知の知人が訪ねてきてくれ、駅近くの居酒屋で一杯やって旧交を温め、楽しいひと時を過ごしました。


2012年3月14日水曜日

日本農薬学会第37回大会のシンポジウムや一般講演は明日から岡山大学で行われますが、今日は学会の総会、学会賞授賞式、受賞講演、特別講演、懇親会は駅前の岡山ロイヤルホテルで行われました。奨励賞1件、業績賞(技術)2件、業績賞(研究)2件、論文賞1件が表彰されました。特別講演は、地元の岡山大学の久保田尚浩教授による「岡山の果樹栽培の特徴とジベレリン処理によるブドウの無核果生産」と、松浦健二教授による「シロアリのフェロモン同定と社会行動制御による応用への可能性」と題する大変興味深いお話でした。


フジテレビの「とくダネ」という番組のディレクターから電話があり、私が今は岡山に来ていることを伝えましたら、明日の控訴審が終わってから、夕方7時か8時頃私の感想を電話で取材したいとのことでした。               

2012年3月13日火曜日

ゆうちょ銀行に寄って、前回以降に振り込まれた支援金の全額373,500円を払い出して、菅野弁護士にお渡ししました。これが最後になる筈ですが、私の記録ミスがなければ、「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」の発足以来、延べ485人から寄せられた支援金447万428円を弁護団に提供したことになります。入金記録の監査結果と、弁護団からいずれいただける筈の使用内訳とは、控訴裁判の結審後適当な時期に本ブログで報告致します。支援者の皆様、長期間にわたる継続したご支援をありがとうございました。

市橋君の身柄が拘束されたのは確か2009年11月10日だったと思いますが、いよいよ明後日15日に控訴審が開かれます。弁護団からはお一人だけはどうしても日程の調整ができず出廷できないそうですが、4人の弁護士が出廷し、検察側は1人、裁判官は3人が担当するようです。弁護側はすでに提出してある控訴の趣意書について説明するようです。検察側はそれに対する答弁書を提出してありますが、裁判官は当然すでにそれに目を通している筈ですので、担当検事は法廷活動(答弁書の読み上げ)はしない予定のようです。ということは、裁判は公開で行われるといっても傍聴者には検察側の主張は聞けないということになります。
検察側は、被害者遺族のリンゼイさんのご両親の意見書とリンゼイさんの二人の姉リサさんとルイーズさんの意見書を取り寄せて提出してあるそうです。弁護側の提出した趣意書には、被害者遺族に受け取りを拒否された手記の印税912万9,885円と市橋君が逮捕時に所持していた30万円の計942万9,885円を日本財団の犯罪被害者支援プロジェクトに寄付をしたという事実が含まれているそうです。今回は被害者遺族は来日せず、控訴審は15日だけで終わり、多分4月中旬頃に判決がでて裁判は結審するだろうとのことでした。どういう判決になるかはわかりませんが、弁護団の役割はこれで終わることになりそうです。

結審後に市橋君はどこの刑務所で服役するか未定ですが、今までと違って厳しくなりますので、食べ物や衣類の差し入れはできなくなりますし、面会の回数も少なくなり、面会が許される人も市橋君が更生に必要として申請する特定の人に限定されるようです。お金を差し入れても、市橋君には売店で売っている文房具や書籍を買うしか使い道はなくなるようです。従って、支援者がお花や食べ物や衣類を差し入れできるのは、4月中旬と予想される判決日までということになりそうです。

先日支援金を初めて振り込んで下さった方から以下のお便りが届きました。上に報告しました通り、支援者が差し入れに行ってお気持ちを伝えられるのは、市橋君が被告人という立場でいられる今から判決がでるまでの短い期間に限定されるようです。
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お元気ですか? 〇〇県の〇〇〇〇です。3月30日から4月2日まで東京に旅行に行くのでその時に小菅(千葉刑務所にいらっしゃったらそちら)に差し入れに行こうと思っています。初差し入れなので緊張しますが、個装のお菓子など食料品(本山:拘置所の売店で売っているものに限定されます)にしようと思っています。衣料品(本山:紐のついているものや派手な柄やデザインのものは駄目などの制限があります)についても考えましたが色やデザインなど市橋さんの好みのこともございますし、サイズも市橋さんはXLサイズくらいがちょうどいいと先生のブログで以前拝見しましたがメーカーによって大きめになったり、小さくなってしまうので次回からしようと思います。今の時期は特に不安定になっていらっしゃるかと思いますので少しでも支えになればと思います。読書や運動、英語の勉強の合間につまんで頂けたらと思います。
などと考えておりましたが、この日までに判決が出て懲役生活が始まると差し入れにかなり厳しい制限がかかってしまうそうなので(本間龍氏がそうおっしゃていましたね)本当のところはどうしたらいいものかと・・・。
日ごとに暖かくなってはいますが寒暖の差が激しい今日このごろです。風邪などお体に気を付けて、お仕事、マラソンなど頑張ってください。
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