Microsoft Dynamics 365 新機能: 組織インサイト ソリューションを使用したインスタンスに関するメトリックの表示: トラブルシューティング

みなさん、こんにちは。

前回に引き続き、Microsoft Dynamics 365 新機能から組織インサイト ソリューションを使用した
インスタンスに関するメトリックの表示について紹介します。本機能は、Dynamics 365 オンラインでのみ利用できる機能です。
本記事はシリーズものになっているため、前回の記事を参照ください。

Microsoft Dynamics 365 新機能: 組織インサイト ソリューションを使用したインスタンスに関するメトリックの表示: 概要 Microsoft Dynamics 365 新機能: 組織インサイト ソリューションを使用したインスタンスに関するメトリックの表示: 監視と使用 Microsoft Dynamics 365 新機能: 組織インサイト ソリューションを使用したインスタンスに関するメトリックの表示: 記憶域の管理

トラブルシューティング

どの API がよく実行されているかという情報を確認することができます。
これにより、想定していない API が多数実行されていることを検知し、対処することで
全体のパフォーマンス改善に役立つかもしれません。

- API 呼出 トップ 10
- API 呼出数の推移
- 失敗している API 呼出 トップ 10

API 呼出 トップ 10

特定の期間に、どの API が実行されているか把握することができます。
これにより想定していない API が実行されている場合、原因を特定し、改善につながります。

[API 呼び出しの統計情報] – [最も使用された API]

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API 呼出数の推移

特定の期間に、どういった推移でAPI が呼び出されているか把握することができます。

[API 呼び出しの統計情報] – [API 呼び出し]

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失敗している API 呼出 トップ 10

特定の期間に、どの API が呼び出しが失敗されているか把握することができます。
失敗している呼び出しもとを調査することで、想定していない実装をしている箇所を特定するヒントになります。

[API 呼び出しの統計情報] – [失敗別上位 API]

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まとめ

いかがでしょうか。組織インサイトを利用して、Dynamics 365 の状態を把握することで、
問題を未然に防ぐヒントを得ましょう。是非ご利用ください。

– プレミアフィールドエンジニアリング 河野 高也

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