山形の旬、おいしいよ　都内百貨店で物産展

　本県の果樹を代表するサクランボの主力品種「佐藤錦」が首都圏の百貨店などに出回り始めている。31日には都内の日本橋三越本店で、本県の美味を集めた物産展「とっておきの山形展」が始まり、旬の味覚を求め、初日からにぎわった。6月5日まで。

　67回目の今回は31事業所が出展し、新型コロナウイルス下では控えていた試食も再開した。サクランボは佐藤錦のほか、今年本格デビューする大玉新品種「やまがた紅王」も並んだ。佐藤錦をふんだんに使った10層仕立てのパフェや酒田ラーメンのイートイン、米沢牛を極厚ステーキとすき煮の二つの味で楽しめる弁当などで買い物客が足を止めていた。

　つや姫レディの高橋亜里紗さんは「米、果物をはじめ山形の逸品がそろう場。山形を感じて、行ってみたいと思ってほしい」とＰＲした。県や市町村、県観光物産協会などでつくる実行委員会が開いている。

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