馬渕英里何

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まぶち えりか
馬渕 英里何
本名 馬渕 英里何
別名義 馬渕 英俚可(旧芸名)
生年月日 (1979-03-07) 1979年3月7日(45歳)
出生地 日本の旗 日本香川県三豊市(旧・三豊郡豊中町[1]
身長 158cm
血液型 AB型[2]
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1993年[2] -
配偶者 なし(独身)
事務所 ホリプロ
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
白線流し
GTO
渡る世間は鬼ばかり
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馬渕 英里何(まぶち えりか、1979年3月7日[2] - )は、日本女優。旧芸名、馬渕 英俚可(読み同じ)。香川県三豊市[1](旧・三豊郡豊中町[1])出身。ホリプロ所属。

略歴[編集]

豊中町立笠田小学校、豊中町立豊中中学校出身。日出高等学校[3]卒業。

1992年8月、第17回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリ(下の子部門)を獲得[1][2]

中学2年の終わりに上京して[4]1993年3月にデビュー[1][2][5]

1997年NHK朝の連続テレビドラマ小説『あぐり』に初出演[6]

2006年1月、芸名を本名の「馬渕英里何」から「馬渕英俚可」に改名。

2012年9月7日、三豊ふるさと大使に就任[1][7][8][9][10]

2016年1月、芸名を本名の「馬渕英里何」に戻す。

人物[編集]

趣味[編集]

資格[編集]

性格[編集]

  • 他人のプロフィールを覚えるのは得意ではないという[11][12]

家族[編集]

エピソード[編集]

  • 小学生の頃、全国から集まった子供たちや大学生と一緒に実家から近くので一週間合宿をしたことがある[13]
  • 中学時代はダウンタウンのファンだった[20]
  • 成人を迎える頃は芝居の稽古場にいて、悩み苦しみ毎日泣きながら稽古をしていた。成人式のことは忘れていて、ギリギリまでストイックに役者を追い込む現場の中、ふっと真っ暗になったかと思いきや、ローソクの立てられたケーキが運ばれて来て泣いた。その後演出家から涙のことを言われて、次の日から泣くのを辞めて少しだけ強くなったという。この時の作品は大切なものとして捉えている[21]
  • 秘密のケンミンSHOW』出演時には食べ物に関する話をしている。2012年4月26日放送分では、「実家ではあんこ入りの雑煮を食べるが、讃岐うどんは好きではない」という。同年11月29日放送分では、三豊市の元祖たこ判の店[22]が取り上げられ、「実家から少し離れたところなのでたこ判を食べたことがない」と話していたが、その後食べることができた[23]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

配信ドラマ[編集]

映画[編集]

オリジナルビデオ[編集]

  • 射る眼(2006年)全2作 - シイナ(刑事) 役

舞台[編集]

1994年
  • タイクツな爆弾
1998年
1999年
  • 死の棘1999(演出:中島陽典)新国立劇場小劇場 - エリカ
  • THE 面接(作・演出:櫛田正剛)ザ・スズナリ
  • tpt27「橋からの眺め」(作:アーサー・ミラー / 演出:ロバート・アラン・アッカーマン)ベニサン・ピット 他 - キャサリン
2000年
  • それいけ小劇場(作・演出:樫田正剛)東京芸術劇場小ホール2
  • 犬夜叉(演出:いのうえひでのり)東京グローブ座 他 - かごめ役
2001年
  • 犬夜叉 再演(演出:いのうえひでのり)赤坂ACTシアター - かごめ役
2002年
  • 疾風のごとく(作:金子成人 / 演出:井上思)新橋演舞場 - 日野花哉
  • 居残り佐平次〜次郎長恋の鞘当て〜(作・演出:水谷龍二)明治座 - お光
  • サイレン - Silent(作・演出:和田憲明)THEATER/TOPS
  • 北条時宗(作:樫田正剛 / 演出:村上佑二)明治座
2003年
  • 劇団☆新感線 「レッツゴー!忍法帖」(作・演出:いのうえひでのり)北九州芸術劇場 - 静姫
2004年
  • 劇団☆新感線 「レッツゴー!忍法帖」(作・演出:いのうえひでのり)サンシャイン劇場 他 - 静姫
  • アマデウス(作:ピーター・シェーファー/演出:松本幸四郎)ル・テアトル銀座 - コンスタンツェ役
  • 真昼のビッチ(作・演出:長塚圭史)シアターアプル 他 - 美磨
  • スカパン(演出:串田和美)東京グローブ座 他 - イアサント
  • リンダ リンダ(作・演出:鴻上尚史)シアターアプル 他 - ミキ
2005年
  • 乱暴と待機(作・演出:本谷有希子)シアターモリエール - 緒川奈々瀬
  • ウインズロウ・ボーイ(演出:坂手洋二)俳優座劇場 - キャサリン・ウィンズロウ
  • ツキコの月 そして、タンゴ(演出:栗山民也)帝国劇場 他 - 深井弓子
2006年
  • ナイロン100℃ 「カラフルメリィでオハヨ」(作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)本多劇場 他 - 奈津子・不眠症の女
  • GS近松商店(作・演出:鄭義信)花園神社境内特設ステージ - 近松菊子
  • 魔界転生(作・演出:G2)新橋演舞場 - お品
2007年
2008年
  • こまつ座 「人間合格」(作:井上ひさし / 演出:鵜山仁) 紀伊國屋サザンシアター 他 - チェリー旗ほか7役
  • ブロードウェイミュージカル 「ピーターパン」(演出:松本祐子)東京国際フォーラム 他 - ウェンディ役
  • 学おじさん(作・演出:水谷龍二)本多劇場 - 丸岡秀子
2009年
  • ちっちゃなエイヨルフ(作:イプセン / 演出:タニノクロウ)あうるすぽっと - アスタ
  • 赤い城 黒い砂(作:蓬莱竜太 / 演出:栗山民也)日生劇場 他 - カイナ
  • 燐光群「現代能楽集 イプセン」(作・演出:坂手洋二)東京芸術劇場小ホール1 他 - 女1・女5・ゲルド
  • 晩秋(作・演出:マキノノゾミ)明治座 - 鳴海由佳・志津子(昭和編)
2010年
  • 阿佐ヶ谷スパイダース「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」(作・演出:長塚圭史)本多劇場 他 - 女
  • 劇団、江本純子vol.3「婦人口論」(作・演出:江本純子)東京芸術劇場小ホール1
  • イリアス(原案:ホメロス/演出:栗山民也/作:木内宏昌)ル・テアトル銀座 他 - アンドロマケ
2011年
  • ヨサブロゥ(総合演出:串田和美)まつもと市民芸術館小ホール 他
  • オフィス3○○「ゲゲゲのげ〜逢魔が時に揺れるブランコ〜」(作・演出:渡辺えり)8月1日-23日杉並区立杉並芸術会館 - 老女・鳥湖・一葉
  • 検察側の証人~麻布広尾町殺人事件~(演出:鈴木裕美)青山劇場 他 - 志摩子
  • tpt81「プライド」(作:アレクシ・ケイ・キャンベル/演出:小川絵梨子d-倉庫 - シルヴィア
2012年
  • 銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇(東京国際フォーラムホールC 他)- ジェシカ
  • 朗読劇 私の頭の中の消しゴム 4th letter 天王洲銀河劇場 - 薫
  • オフィス3○○「天使猫」(作・演出:渡辺えり)座高円寺1 - トシ・ひばりの母・山猫・ヤス
  • MACBETH (演出:板垣恭一) ラフォーレミュージアム原宿 - マクベス夫人
  • ぼくに炎の戦車を(作・演出:鄭義信)赤坂ACTシアター 他 - 紅子
2013年
  • ぼくに炎の戦車を(作・演出:鄭義信)韓国国立劇場 - 紅子
  • 銀河英雄伝説 第三章 内乱 青山劇場 - ジェシカ
  • オフィス3○○「あかい壁の家」(作・演出:渡辺えり)本多劇場 他 - 木下 朝子・田辺良子
  • 直人と倉持の会Vol.1「夜更かしの女たち」(作・演出:倉持裕)本多劇場 他 - かさね
2014年
  • 神なき国の騎士(作:川村毅/演出:野村萬斎)世田谷パブリックシアター 他 - キャバ嬢・記者・ネオ
  • 奇跡の人(作:ウィリアム・ギブソン/演出:森新太郎)天王洲銀河劇場 他 - ケイト・ケラー
  • 伊東四朗生誕?! 77周年記念「吉良ですが、何か?」(作:三谷幸喜 演出:ラサール石井)本多劇場 - ツルコ
2015年
  • スカパン(演出:串田和美)ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場 他 - イアサント
  • スカパン凱旋公演 信濃毎日新聞社新松本本社建設地/Flying Theatre 空中劇場 他
  • 青山真治×古典プロジェクト「フェードル」(東京芸術劇場シアターウエスト、2015年12月4日 - 13日) - エノーヌ 役
2016年
  • 焼肉ドラゴン(作・演出:鄭義信)新国立劇場小劇場、兵庫県立芸術文化センター - 金静花
2018年
  • ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ(作・演出:永井愛)東京芸術劇場シアターイースト 他 - 秋月友子 役[32]
2019年
  • 掬う(脚本・演出:山田佳奈)世田谷パブリックシアター、アートスペース|穂の国とよはし芸術劇場プラット、梅田HEP HALL ‐ 早穂 役
2022年

CM[編集]

テレビ・その他[編集]

ゲーム[編集]

ラジオ[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 「三豊ふるさと大使」に女優の馬渕英俚可さんが就任”. 広報みとよ (2012年10月1日). 2022年5月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 馬渕英里何 プロフィール”. ホリプロ. 2022年5月21日閲覧。
  3. ^ 馬渕英里何 (2007年3月12日). “やっっと!”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  4. ^ 馬渕英里何 (2007年3月12日). “卒業かあ。”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  5. ^ 広報みとよ 2012年10月1日号”. ホリプロ. 2022年5月21日閲覧。
  6. ^ 馬渕英里何が語る朝ドラの思い出「自分の幼さが恥ずかしく感じた」” (2018年5月12日). 2022年5月21日閲覧。
  7. ^ 広報みとよ 2012年10月1日号” (2012年10月1日). 2022年5月21日閲覧。
  8. ^ 三豊市の10年を振り返って”. 広報みとよ (2016年1月). 2022年5月21日閲覧。
  9. ^ 馬渕英俚可さん 三豊ふるさと大使に就任”. 週刊みとよほんまモンRadio!ブログ (2012年9月8日). 2022年5月21日閲覧。
  10. ^ 馬渕英俚可さんのお話”. 週刊みとよほんまモンRadio!ブログ (2012年9月9日). 2022年5月21日閲覧。
  11. ^ 馬渕英里何 (2007年4月22日). “実家のご近所メイクさん。”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  12. ^ 馬渕英里何 (2007年4月26日). “あは。”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  13. ^ a b c 馬渕英里何 (2007年1月30日). “海岸寺”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  14. ^ 馬渕英里何 (2007年4月12日). “ありがとうマナベ氏。”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  15. ^ 馬渕英里何 (2007年1月26日). “3話”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  16. ^ 馬渕英里何 (2007年3月28日). “兄が来た。”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  17. ^ 馬渕英里何 (2007年4月21日). “沖縄も?”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  18. ^ 馬渕英里何 (2007年5月6日). “ゴールデンウィーク終了。”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  19. ^ a b 馬渕英里何 (2007年7月28日). “10年ぶり?”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  20. ^ 馬渕英里何 (2007年2月12日). “にらっSH”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  21. ^ 馬渕英里何 (2007年1月8日). “そうか!”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  22. ^ 【番外編】三豊市仁尾(にお)にある「元祖たこ判 小前」をご紹介~元祖たこ判のルーツに迫る~”. 讃岐うどんCLAP (2017年11月16日). 2022年5月21日閲覧。
  23. ^ 馬渕英里何 (2013年3月20日). “たこ判!”. 『まぶちんぐ。』馬渕英里何☆公式ブログ. 2022年5月21日閲覧。
  24. ^ 少年忍者・深田竜生、『ドラゴン桜』出演決定 加藤清史郎の弟役に起用「全力で演じます」”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年4月24日). 2021年4月24日閲覧。
  25. ^ 寺西一浩ドラマ~人生いろいろ~. TOKYO MX
  26. ^ “沢村一樹と竹内涼真の共演ドラマ「ペルソナの密告」畑芽育ら新キャスト10名発表”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年2月16日). https://natalie.mu/eiga/news/513041 2023年2月16日閲覧。 
  27. ^ 南沙良×鈴鹿央士『君に届け』メインビジュアル&予告編公開 鈴木仁 、犬飼貴丈も出演”. リアルサウンド映画部. blueprint (2023年3月1日). 2023年3月1日閲覧。
  28. ^ MABUI NEWS”. ジー・ジー・エス. 2022年7月30日閲覧。
  29. ^ 「娼夫」松坂桃李と出会う女性客に桜井ユキ、佐々木心音ら 『娼年』新写真”. CINRA.NET (2018年2月16日). 2018年3月5日閲覧。
  30. ^ "竹内涼真×横浜流星「アキラとあきら」映像初公開 上白石萌歌、江口洋介ら総勢22人の豪華キャスト発表". 映画.com. カカクコム. 16 April 2022. 2022年4月16日閲覧
  31. ^ この家で幸せになることは許さない、佐津川愛美×内藤瑛亮のホラー「毒娘」特報解禁”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年12月21日). 2023年12月21日閲覧。
  32. ^ “二兎社「ザ・空気 ver.2」に安田成美、眞島秀和、馬渕英里何、柳下大、松尾貴史”. ステージナタリー (ナターシャ). (2018年1月11日). https://natalie.mu/stage/news/264693 2020年10月17日閲覧。 
  33. ^ 佐藤アツヒロ、五関晃一(A.B.C-Z)、真琴つばさら出演。『行方不明』東京初日前会見&ゲネプロレポート!”. THEATER GIRL (2022年3月11日). 2022年3月21日閲覧。
  34. ^ 『行先不明』公式@ikisaki_fumeiの2022年1月3日のツイート2022年3月21日閲覧。
  35. ^ “舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」ハリー・ポッター役は藤原竜也・石丸幹二・向井理”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年1月22日). https://natalie.mu/stage/news/462623 2022年1月22日閲覧。 
  36. ^ NHK 青春アドベンチャー 2003年 放送済みの作品 /『不思議屋不動産』(2003年9月8日 - 19日放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年9月4日閲覧。
  37. ^ NHK 青春アドベンチャー 2006年 放送済みの作品 /『あでやかな落日』(2006年5月22日 - 6月2日 放送)”. NHK  日本放送協会. 2022年9月15日閲覧。
  38. ^ NHK 青春アドベンチャー 2010年 放送済みの作品 /『ヤッさん』(2010年5月3日 - 14日放送)”. 日本放送協会. 2022年8月25日閲覧。
  39. ^ NHK 特集オーディオドラマ 2011年 放送済みの作品 /『空の防人』(2011年8月13日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年9月13日閲覧。
  40. ^ NHK FMシアター 2012年 放送済みの作品 /『海を渡る日』(2012年9月29日 放送)”. NHK   日本放送協会. 2022年9月20日閲覧。
  41. ^ NHK オーディオドラマ過去作品アーカイブ / FMシアター「よろしく『ちゃんぽん係長』」(2013年5月18日 放送)”. 日本放送協会. 2022年8月25日閲覧。

注釈[編集]

  1. ^ 2023年10月13日から地上波放送予定。
  2. ^ 白羽ゆりとダブルキャスト。

外部リンク[編集]