舞台・芸能
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Interview
前川清&藤山直美 互いに「円く」「柔らかく」 舞台「だいこん役者」で共演
2024/5/20 13:04 1422文字旅芸人一座の悲喜こもごもをユーモアを交えて描く舞台「だいこん役者」が6月、前川清と藤山直美の顔合わせで上演される。大根役者と呼ばれて自信喪失気味の座長と、一座を支えるしっかり者の恋女房。そんな芸人夫婦を、歌謡界のスターと喜劇俳優という個性の異なる2人が演じる。 「長いセリフがダメなんです」と頭をか
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演劇 前進座歌舞伎公演 芳三郎の鳴神に純粋さ=評・小玉祥子
2024/5/20 13:04 692文字前進座恒例の5月歌舞伎公演。国立劇場の閉場にともない場が初めての劇場に移った。 最初が女優5人による「雪祭五人三番叟」。同座の得意演目で北澤知奈美、松川悠子、有田佳代、平澤愛、清水麻美が三番叟に扮(ふん)し、雪持ちの松羽目を背景に踊る。今回は語りが女流義太夫で囃子(はやし)方も全員女性である。「揉
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役の履歴書
水野十郎左衛門成之 幡随院長兵衛を殺害=小玉祥子
2024/5/20 13:04 1032文字水野十郎左衛門成之は江戸前期の旗本。父成貞は備後福山城主・水野勝成の三男で母は阿波徳島藩主・蜂須賀至鎮の娘。知行三千石の大身であった。 十郎左衛門は徒党を組み、派手な装いで暴れまわる旗本の集団、旗本奴(やっこ)の「白柄(しらつか)組」頭目であった。旗本奴は町人の町奴と激しい争いを繰り広げていた。
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日本のエンタメは「韓国に20年遅れ」なのか 西森路代さんに聞く
2024/5/20 11:00 2945文字ブームを超えて人気が定着した韓国ドラマ。今月7日には「韓国のゴールデングローブ賞」といわれる百想(ペクサン)芸術大賞がソウルで開催され、世界的ヒット作の俳優や制作陣が結集する祭典を国外のファンも配信などで楽しんだ。日本の俳優からは、海外市場への進出で「韓国に20年くらい差を開けられた」との声も聞か
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影山貴彦のテレビ燦々
すごみ増した石原さとみ主演「Destiny」 映画でも活躍、トークに勢い
2024/5/20 02:00 731文字ここしばらく、石原さとみの活躍が目覚ましい。映画では17日に石原主演の「ミッシング」(吉田恵輔監督)が公開され、突如失踪した娘を必死で捜す母親を熱演している。さらに8月には「ラストマイル」(塚原あゆ子監督)が控える。こちらはTBS系の人気ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」がつながる作品だそ
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松喬日和
噺家のオチつかない日常 噺家の趣味 身を助く・・・・・・とも限らない /大阪
2024/5/19 05:08 1044文字今回は噺家(はなしか)の趣味を紹介します。まずは桂九雀さん。上方落語協会将棋部の部長です。NHKの連続テレビ小説「ふたりっ子」(主人公の女性が、女性初のプロ棋士を目指すドラマ)に出演していた師匠(桂枝雀)の付き人として、収録現場へ行った時のこと。プロ棋士の対局シーンの撮影が行われていました。始めに
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松尾貴史のちょっと違和感
「忘れ物注意」のアナウンス 早口でうるさいだけだ
2024/5/19 02:02注目の連載 1594文字東京と関西の往復をするとき、あまり飛行機を使わない。羽田から伊丹まで1時間程度とはいえ、自宅から空港への移動、空港から仕事先への移動、搭乗手続き、保安検査場の通過などのために早めに到着しておく必要性、天候による遅延や欠航のリスクなどを含めると、3時間ほどみておく必要がある。一方、新幹線の場合はそれ
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宝塚歌劇団
古い体質や閉鎖性、刷新を 平田オリザさんに聞く宝塚歌劇団と演劇界
2024/5/19 02:01 2388文字<文化の森 Bunka no mori> 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の宙(そら)組に所属する女性が死亡した問題は、華やかな舞台の裏側に潜む過酷な実態を明らかにした。劇作家・演出家で劇団「青年団」を主宰し、教育者でもある平田オリザさんは、20年以上前から率先して演劇界のハラスメント対策や俳優の自立教
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視聴室
Style2030 賢者が映す未来
2024/5/19 02:00 357文字◆Style2030 賢者が映す未来 (BS-TBS=前10・0) 毎月第3日曜放送で、各界の著名人とジャーナリストの龍崎孝らが対談する番組。SDGs(持続可能な開発目標)の達成期限である2030年に向けた生き方のヒントを提案する。 今回は登山家の野口健が登場。ゲストがSDGsの17項目からテーマ
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今週のNHK連続テレビ小説
虎に翼
2024/5/19 02:00 365文字結婚した寅子(伊藤沙莉)は手伝いとして働くよね(土居志央梨)とともに、子の親権を義父と争う女性、両国満智(岡本玲)の依頼を引き受ける。弱い女性の味方になろうと張り切るが、満智のうそを見抜けず、自分の甘さを痛感する。 猪爪家に召集令状が届き、兄・直道(上川周作)の出征が決まる。寅子は久保田(小林涼子
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「どんな組織もアップデートが必要」平田オリザさんに聞く宝塚問題
2024/5/18 15:00 2395文字宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の宙(そら)組に所属する女性が死亡した問題は、華やかな舞台の裏側に潜む過酷な実態を明らかにした。劇作家・演出家で劇団「青年団」を主宰し、教育者でもある平田オリザさんは、20年以上前から率先して演劇界のハラスメント対策や俳優の自立教育に取り組んできた。今まで見過ごされてきた
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「THE SECOND~漫才トーナメント~」 「セカンドチャンス」つかめ 予選勝ち抜いた「ベテラン」8組
2024/5/18 13:00 1976文字◇18日フジ系生放送 昨年始まった、結成16年以上の漫才師が対象のお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」が18日午後7時、フジテレビ系で生放送される。ブレークのきっかけを見いだせないベテラン芸人たちが「セカンドチャンス」を目指し、しのぎを削る。2回目の開催を前に、本選出場の8枠
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晴の輔「気長に応援して」 笑点メンバー 「憧れの場」観客沸かす
2024/5/18 13:00 661文字4月から人気演芸番組「笑点」(日本テレビ系)のレギュラーメンバーに加わった落語家の立川晴の輔(51)。4月中旬に報道陣の取材に応じた際には「憧れの場所に自分が座っていることがまだ信じられない」と語っていたが、早速明るい芸風で会場の観客を沸かせている。 晴の輔は立川志の輔に入門し、2013年に真打ち
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松本幸四郎さん「原点感じる」 「こんぴら歌舞伎」の温かい空気感
2024/5/18 09:30 1862文字春を告げる「こんぴら歌舞伎」が復活――。現存する日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居(金丸座)」=香川県琴平町=で4月に開かれた「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は、新型コロナウイルス禍を経て5年ぶりの開幕に桜の満開が重なるなか、通常の歌舞伎公演とは一味違った魅力で観客を魅了した。5年越しで出演し「(歌舞
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NBCから
今週末のオススメ番組2本を紹介! /長崎
2024/5/18 05:11 732文字◇本当の狙いが明らかに アンチヒーロー 19日(日)21時~ 「殺人犯へ、あなたを無罪にして差し上げます」。正しいことが正義か、間違ったことが悪か。 これまでのヒーロー像を覆す「アンチヒーロー」は明日19日がいよいよ第6話。物語も折り返しを迎え、長谷川博己さん演じる明墨弁護士の本当の狙いが明らかに
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劇団青春座「ゼロの焦点」 25、26日・北九州芸術劇場で上演 /福岡
2024/5/18 05:11 436文字北九州ゆかりの作家、松本清張の作品「ゼロの焦点」の舞台が、25、26日の両日、小倉北区の北九州芸術劇場中劇場で開かれる。第62回北九州芸術祭(北九州文化連盟、毎日新聞社主催)の演劇部門としての上演で、出演者らが本番に向け、稽古(けいこ)に励んでいる。 上演するのは1945年創立で北九州市を拠点に活
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視聴率
6~12日
2024/5/18 02:01 1219文字■教育・教養・実用 個人 世帯(1)情報7daysニュースキャスター TBS 7.1 12.5 土(2)羽鳥慎一モーニングショー 朝日 6.5 11.7 月(3)サンデーモーニング TBS 6.3 11.4 日(4)真相報道バンキ
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視聴室
新美の巨人たち
2024/5/18 02:01 328文字◆新美の巨人たち(テレ東=後10・0) 美術をテーマに、著名人が「旅人」として美術館や建築物を訪れる番組。今回は、歴史好きタレント、松嶋尚美が京都・七条堀川の世界遺産「西本願寺」に足を運ぶ。 東京ドーム約2個分という巨大な伽藍(がらん)にいくつもの国宝建築が並び、番組では、一般に公開されていない迎
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生田斗真、博多座でリベンジ公演 4年前、コロナ禍で新作歌舞伎中止 7月に「劇団☆新感線」の「バサラオ」
2024/5/17 05:16 1843文字<金曜カルチャー 西部発 文化&芸能> 「劇団☆新感線」の人気シリーズ、いのうえ歌舞伎の最新作「バサラオ」(中島かずき作、いのうえひでのり演出)が7~10月、福岡(博多座)、東京(明治座)、大阪(フェスティバルホール)の3都市で上演される。公演に先立ち、主演の生田斗真(39)、出演の中村倫也(37
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ジャニーズ事務所性被害
旧ジャニ性加害 被害者が要望書 「元社員2人捜査を」
2024/5/17 02:01 414文字旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.=スマイルアップ)の性加害問題を巡り、被害者で元所属タレントの男性2人が16日、旧事務所の元社員2人による性加害の捜査を求める要望書を警視庁赤坂署に提出した。 要望書では、元社員の行為は刑事責任に問われる犯罪であり、今後も再犯の恐れがある▽2人のうち昨年9月に
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