プロシューマーの時代
インターネットの発展によってゼネラルマーチャンダイジングの世界からニッチ市場にスポットが当たり始めていることはみなさんご存知のことでしょう。
もちろん、市場規模を考えるとまだまだ圧倒的にゼネラルが多いのですが、間違いなくニッチが動いてますよね。
そんなニッチ市場を拡大させている原因に「プロシューマー」の存在があります。
プロシューマーとは、「プロ」デューサー(または「プロ」フェッショナル)と「コン」シューマーが組み合わされた造語だそうです。
世の中にある既製品にでは満足できないため、自らの趣味や嗜好を満足させるために自らがモノを作り出してしまう消費者のことを指す。
つまりはその人の趣味や嗜好がごく限られた市場の中の出来事であったとしても、プロシューマーの存在により、限られた市場の中で徐々に露出し、認められていく過程の中で、ある一定規模のマーケットが形成されてしまうということなのだ。
実にインターネット向きの理論。この延長上にはロングテールもある。
そういえば、ごくわずかの量しか生産しないフルーツや畜産物もプロシューマーみたいなものか。彼らの時代は確実にやってきてるわけね。
一瞬、そういう商材ばかりを集められたら…と考えたが、ニッチなものが集まってしまうとニッチじゃなくなる可能性もあり、バランスがむずかしい。