山下俊一センセに「朝日がん大賞」・・・・・朝日新聞社の「怪挙」に唖然(情報さらに追加)

2011-09-02 00:35:09 | 社会
*この記事は8月31日のエントリー・山下俊一センセに「朝日がん大賞」/北健一(ジャーナリスト)に情報を追加したものです。
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北健一さんからの情報メール
 トンデモ発言で物議をかもす山下俊一・福島県立医科大学副学長に、「朝日がん大賞」が贈られることがわかりました。表彰は、9月2日に鹿児島市で開かれる「がん征圧全国大会」で行われます。

 朝日がん大賞とは、日本対がん協会が贈る協会賞の特別賞として、朝日新聞社の協力で創設されたもの。選考委員には、上田俊英・朝日新聞科学医療エディターも名を連ねます。

 複数の関係者によると、今回の授賞は、チェルノブイリ事故後の学童検診などのほか、福島原発事故に対する山下氏の活動も評価し、「新たな放射線医療科学の世界的拠点と体制づくりの中心的存在」として期待してのこと。ちなみに同協会の理事長は、「朝日を普通の新聞にする」をスローガンに、企業寄り路線を進めて記者の士気を低下させ、武富士裏金(広告費)問題で引責辞任した朝日新聞元社長の箱島信一氏です。

 社説で掲げる原発依存からの脱却と、安全デマをふりまく学者への贈賞がどう整合するのか? 武富士裏金問題の際と同様、朝日新聞社の会社としての説明責任が問われることは必至です。


北健一(ジャーナリスト)
Email k-kita@h7.dion.ne.jp

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〈ひと〉朝日がん大賞を受ける/朝日新聞
■山下俊一さん(59)

 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故後の医療協力で現地に行ったのは100回を超える。20万人の子どもの検診事業に力を尽くし、放射性ヨウ素の影響で甲状腺がんが増えていることを明らかにした。

 福島第一原発事故では、3月18日から福島県に入った。県から放射線健康リスク管理アドバイザーに任命され、30回以上の講演で住民に放射線の健康影響を語った。

 「チェルノブイリで培った20年間の経験を福島で生かすべきだと思いました」

 健康への影響を「大丈夫」と言い過ぎたという批判も受けた。「大丈夫と言ってきた責任がある」と、被曝(ひばく)に向き合い続ける。7月には長崎大教授を休職して福島県立医科大の副学長に就任した。住まいも福島に移した。

 原発事故が実際、住民の健康にどんな影響を及ぼすのか。全県民を対象にした健康管理調査に取り組む。住民の放射線への不安にこたえ、がん予防など個人の健康づくりにもつなげたいと考える。

 長崎生まれの被爆2世で、先祖からのクリスチャン。子どものころから尊敬してきた人物は、原爆被爆者の医療に身を捧げ、「長崎の鐘」の著作で知られる永井隆博士だ。博士の心を胸に刻んで医学の道に進んだ。

 「福島の復興には、安心して住めることが欠かせない。そのために力を尽くしたい」

****************************

【怒!】【憤怒!】山下俊一への「朝日がん大賞」を撤回させよう!/杉原浩司(福島原発事故緊急会議) 
福島に居座り、日々被ばくによるがんの危険を押し付けている張本人
である山下俊一に、「朝日がん大賞」(副賞100万円)が授与されるこ
とが決まったそうです。まさにアンビリーバブル!です。まるで、朝日
「がんにさせる」大賞です。「被曝させる医療に貢献」したことを称え、
権威づける、しかもこのタイミングで。9月11、12日には、山下が仕切
る「放射線と健康リスク」に関する「国際専門家会議」が福島で開催さ
れます(資料は後掲)。

犯罪者をほめ称えることは、被ばくを拡大させることに直結します。
がん予防とは対極のがん拡大の促進に他なりません。「恥を知れ!」。
絶対に許されないことだと思います。撤回させるしかありません。2日
には鹿児島で表彰式がありますので、働きかけを急ぐ必要があります。

・やれることを急いでやりましょう。まずは、質問や意見を直接ぶつけ
てはどうでしょうか。より多くの抗議と要請を届けることが重要だと思い
ます。ツイッターでも朝日新聞関連アカウントにぜひ声を届けて下さい。

「なぜ、誰が選んだのか?」「福島の子どもたちに不必要な被ばくを強
いて、親たちから批判されている人間になぜ賞を与えるのか?」「授賞
を撤回すべきと考えるがいかがか?」―参考になる応答があれば、ぜ
ひ共有していただきたいと思います。

◆朝日新聞
<ご質問> (TEL) 03-5540-7616  
※らちがあかない時は「お客様オフィスにつないで」と伝えるのがいいです。

<ご意見> (TEL) 03-5540-7615

◆日本対がん協会 (TEL) 03-5218-4771

ちなみに、私が朝日の質問窓口に問い合わせたところ、何度聞いても
「対がん協会に聞け」との一点張りでしたので、食い下がると「お客様オ
フィス」に回され、いとうさんという方が応答。「朝日」のカンムリの具体
的な内容については、「企画事業本部が担当しており、資金面の援助
(金額はわからない)や、選考委員についても朝日が中心になって選
んでおり朝日の意向も反映されている」「授賞には朝日にも当然責任
がある」「この件への苦情は他にもいただいている」などの説明でした。
現在、企画事業本部に金額などをさらに問い合わせているところです。

日本対がん協会にかけたところ、「現在担当者が、鹿児島で開いてい
る年1回の全国大会に行っており(注:2日に山下を表彰予定)答えら
れない。折り返しご連絡するように試みたい」とのことでした。

・なお、朝日の「声」欄へ投書を集中するのも有効かと思います。まず
載らないでしょうが、こうした声が広く届いているというのは確実にプレ
ッシャーになります。

【投稿先】 朝日新聞「声」 ◆550字以内

(FAX) 0570-013579
(FAX) 03-3248-0355
(E-mail) tokyo-koe@asahi.com

※住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号(携帯電話も)、明記。
  実名原則。他の投稿欄との二重投稿などはご遠慮を。

・こちらにもご意見を送ってみては。

◆朝日新聞編集委員室 (FAX) 03-3541-7112

・可能な団体・個人は朝日新聞あてに抗議文や質問状などを送られて
はいかがでしょうか。

………………………………<参考情報>…………………………………

朝日がん大賞に山下俊一さん 被曝医療に貢献
http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY201108310495.html 

 <以下、一部転載> 

日本対がん協会(垣添忠生会長)は、今年度の朝日がん大賞と対がん協
会賞の受賞者を1日付で発表した。大賞には長崎大学大学院教授で、7月
に福島県立医科大学副学長に就任した山下俊一さん(59)が選ばれた。チ
ェルノブイリ原発事故後の子どもの甲状腺がんの診断、治療や福島第一
原発事故による福島県民の健康調査や被曝(ひばく)医療への取り組みが
評価された。2日に鹿児島市である「がん征圧全国大会」で表彰する。
(以下、略)

公益財団法人・日本対がん協会 http://www.jcancer.jp/

朝日がん大賞・対がん協会賞
http://www.jcancer.jp/archive/asahi/index.html

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

★山下俊一は、9月11、12日に福島県立医大で、国際専門家会議 「放射
線と健康リスク―世界の英知を結集して福島を考える」を開催しようとして
います。

日本財団(笹川財団)のカネを使って、国連科学委員会(UNSCEAR)や国
際放射線防護委員会(ICRP)、国際原子力委員会(IAEA)、世界保健機関
(WHO)など、原子力マフィアを支えてきたグローバル御用学者たちを福島
に動員。自らが仕切る「福島県民健康調査」という名の人体実験への国際
的な権威づけを狙っています。一般市民は参加できず、インターネット中継
のみ。こんな恥知らずのイベントは許されません。9・11アクションの際には
この問題にも注意を向けたいと思います。

◆「国際専門家会議」事務局(福島医大内)にも抗議の声を!
 → (TEL) 024-547-1013

「放射線不安払拭へ提言 来月11、12日の福島国際会議 」
(8月17日、福島民報) 
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1748.html

国際専門家会議プログラム
http://kodomo-kenkou.com/shinsai/default/file_download/551

プログラムは、本日9月1日(木)午後5時過ぎに日本財団のホームページ
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html )にも掲載されるそうです。

当初、8月30日(火)に国際専門家会議の事務局に問い合わせた際には、
「学会に所属する方たちの専門家会議で、一般向けではないので参加
メンバーは非公開です」と説明していました。「それはおかしい」としつこく
伝えると、日本財団の担当者と相談したうえで、ようやく日本財団ホーム
ページでの公開に踏み切りました。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

なお、6月15日(水)午後、東京・青山で開かれた山下俊一講演会の終了
後に私が行った直撃問答を、地球在住のonaironaironairさんが仏語訳
も含めてブログ( http://onaironaironair.wordpress.com/ )で掲載してくれ
ました。ご紹介が大幅に遅くなり恐縮ですが、参考情報ということで。フラ
ンスなどにお知り合いのおられる方はぜひご紹介ください。

フランス語版 http://bit.ly/mOlfyN

日本語版   http://bit.ly/msEjb1

(参考)
「Mr.100ミリシーベルト」山下俊一教授の「闘争宣言」を嗤う
~『福島民友』(2011年6月20日)のインタビュー記事にふれて~
http://www.labornetjp.org/news/2011/1309015233349staff01

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山下俊一への「朝日がん(にさせる)大賞」授賞撤回に向けた続報です。

この問題に関する情報が以下のウェブサイトに詰まっていますので、
まずはぜひご参照ください。

<山下俊一センセに「朝日がん大賞」……朝日新聞社の「怪挙」に唖然>
(薔薇、または陽だまりの猫、9月1日)
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/40706954ebebb2c94e03424fbfede1f6

この中で北健一さん(ジャーナリスト)が書かれているように、大賞の選
考委員には、なんと朝日新聞科学医療グループ・エディター(部長)の上
田俊英記者が入っています。朝日の科学医療記事の信頼性をも根底から
揺るがす事態です。

明日9月2日(金)の午前10時から12時30分まで、鹿児島市の宝山ホール
(鹿児島県文化センター)で開催される「がん征圧大会」において、山下
の表彰式が強行されようとしています。

こうした中で、今可能な働きかけをできる限り行いたいと思います。以下
が新たなものを大幅に補足した要請先一覧です。言論の自由を最大限に
行使して、この恥ずべき暴挙に「異議あり」の声を届けましょう。そして、
何とかしてこの授賞を撤回に追い込みましょう。粘り強く。

【参考】要請のポイント例
(FoE Japan の満田夏花さんのものを了解を得て一部ご紹介)

・福島の親たちは、山下氏の言動によって、たいへんな思いをしてきた。
・当初、100ミリシーベルトまでは、妊婦・子どもも大丈夫と言っていた
彼の発言は、自身が医学系の雑誌に書いていたことにも反するし、国際
的な合意にも反するもの。
・低線量被ばくの影響を軽視する彼が、県リスク・アドバイザーや県民
健康管理調査委員会座長をやっていることにより、子どもたちが危機に
さらされる。
・つい先日も、山下氏の罷免を求める、県内外の署名を5万筆以上、県
に提出したばかり。

加えるとすれば、
・「3・11」後に朝日はようやく脱原発の方向を打ち出したのに、今回
の授賞はその姿勢とまったく矛盾している。
・子どもたちに被ばくを強いている学者にお墨付きを与えるのは、メデ
ィアとして完全に失格。福島の子どもたちへの加害者になるな。
・授賞を撤回しなければ、朝日は読者の信頼を大きく失い、衰退と自滅
の道を歩みかねない。今からでも引き返すべきだ。
・大賞の選考委員である上田俊英・科学医療グループエディターの見解
を示してほしい。
・朝日が日本対がん協会や今回の授賞に関して資金提供している具体的
な金額はいくらか。
・日本対がん協会は大賞選定に至る全プロセスの公開を。
(あくまで参考ですので、なるべくご自分の言葉でどうぞ。)

【抗議・要請先】

◆宝山ホール(鹿児島県文化センター):表彰式の会場
(FAX)099-223-2503 (TEL)099-223-4221

※「がん征圧大会(日本対がん協会)事務局に届けてください」と添えて、
「山下俊一への朝日がん大賞授賞を撤回してください」等のファックスを。
なるべく2日(金)午前9時の大会開場までに。

◆朝日新聞・お客さまオフィス
(FAX)03-5540-7618 (TEL)03-5540-7615
(E-mail)koho@asahi.com        [9時~21時]

◆朝日新聞・科学医療グループ(上田俊英エディター=大賞選考委員!)
(FAX)03-3542-3217 (TEL)03-5541-8631
(E-mail)kagaku@asahi.com

◆朝日新聞・編集委員室(十数人の編集委員がいるそう。昼間がベター)
(FAX)03-3545-0205 (TEL)03-5541-8403
(「編集委員室」あてで、前回の番号に加えてこちらにもファックスを)

◆日本対がん協会(有楽町マリオン13階)
(FAX)03-5222-6700、03-3215-0522
(TEL)03-5218-4771

※「鹿児島に行っている担当者に即刻届けて!」と添えてファックスを。

◆朝日新聞「声」欄への投書を。
【投稿先】 朝日新聞「声」 ◆550字以内
(FAX)0570-013579
(FAX)03-3248-0355
(E-mail) tokyo-koe@asahi.com
※住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号(携帯電話も)を明記。
 実名原則。他の投稿欄との二重投稿などはご遠慮を。

◆可能な団体・個人は、朝日や日本対がん協会に対する抗議文、質問状
などをぜひ作って提出されてはと思います。また、それをメディアに広報し
てください。

◆ツイッターやフェイスブックなども活用して、ぜひこの問題とできること
について広めてください。

【関連情報】

◆日本財団ホームページに山下俊一が仕切る国際会議の情報が掲載。

国際会議「放射線と健康リスク」(9/11・12、福島県立医科大学)
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/news/2011090102.html
★当日のUstream中継もこのページから視聴可能。

(参考資料)
・コンセプトペーパー、プログラム、参加者リスト。
(関連リンク)
・4月に日本財団ビルで行われた緊急シンポジウム
「福島原発事故~“誰にでも分かる”現状と今後~」
・チェルノブイリ原発事故に対する医療協力
・笹川陽平ブログ「チェルノブイリ回顧」

◆10月8日(土)13時~15時30分、コラッセふくしま(JR福島駅すぐ)にて
日本癌治療学会 主催の市民公開講座(参加費無料、定員250人)
「いま私たちが知っておきたいこと」
発言者は山下俊一、高村昇(ともに福島県放射線リスクアドバイザー)ら6人。
http://jsco.umin.ac.jp/meeting/shimin04.html
★参加申し込みは、9月22日(木)必着


…………………………………………………………………………………
山下俊一授与式会場前で抗議のビラ配り

福島老朽原発を考える会(フクロウの会)の阪上武さんからのメールを
転送します。鹿児島方面の方で可能な方は、ぜひビラ配りにご参加ください。
鹿児島にお知り合いのおられる方は転送してください。

宝山ホール(鹿児島県文化センター)
鹿児島市山下町5-3
[アクセス] http://www.houzanhall.com/access/

朝日新聞鹿児島支局は抗議のビラ配りを取材して全国に配信すべきです!

福岡の小林さんから転送されてきました。

阪上 武

仲間が、明日の朝日がん大賞の山下俊一氏、授与式会場前で抗議の
ビラ配りをしてくれることとなりました。

http://twitter.com/#!/lime_green_M/status/109263452870156288

朝9時宝山ホール((鹿児島県文化センター)前に集合とのことです。
すみませんが、至急、メーリングリストにて、配信頂けますでしょうか。
よろしくお願いします。

藤本憲明

*****************************
福島県の「県民健康管理調査」 山下俊一発言 英訳/Aileen Mioko Smith<amsmith@gol.com>
福島県に尋ねたところ、「県民健康管理調査」の用紙一式は英訳する予定がな
かったので、グリーン・アクションで訳しました。(ボランティア通訳の皆様の
おかげです。)本日アップしましたのでお知らせします:
English translation of Fukushima Prefecture's "Prefectural People’s
Health Management Survey":
http://fukushima.greenaction-japan.org/2011/08/31/english-translation-of-the-fukushima-medical-university-prefectural-people’s-health-management-survey/

山下俊一の解任を求める県民署名の英訳はこちらです:
http://fukushima.greenaction-japan.org/2011/06/22/fukushima-citizens-call-for-radiation-health-risk-advisor%E2%80%99s-dismissal/

なお、先日ご報告した書簡も再送させて頂きます:
国連人権高等弁務官事務所 (OHCHR)宛に「子どもたちを放射能から守る福島ネッ
トワーク」など6団体が送った書簡。
ここにも山下俊一について述べています。
Our NGO submission to the UN Office of the High Commissioner for Human
Rights (OHCHR) concerning the human rights of Fukushima
children
http://fukushima.greenaction-japan.org/2011/08/17/japanese-ngos-urge-un-to-investigate-violation-of-children’s-human-rights-in-fukushima/
******************************

日本医学会・日本医師会合同公開フォーラムhttp://jams.med.or.jp/forum/

放射線と人体─正しい理解のために─
日時 平成23年10月29日(土曜日)13:00~16:00
場所 日本医師会館 大講堂

プログラム
総合司会:長瀧 重信(長崎大学名誉教授)

13:00 開会の挨拶
  久 史麿(日本医学会長)

13:05 序論
  長瀧 重信(長崎大学名誉教授)

13:20 福島原発事故の健康影響の現状と課題
  山下 俊一(福島県立医科大学副学長)

13:45 我が国の緊急被ばく医療
  鈴木  元(国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科教授医療福祉国際協力学)

14:10 原爆被ばく者の研究で明らかになった放射線の健康影響
  大久保利晃((財)放射線影響研究所理事長)

14:35 放射線から人を守る国際的防護の枠組み
  佐々木康人((社)日本アイソトープ協会常務理事)

15:00 休 憩

15:15 フロアーとの質疑応答
  (司会)長瀧 重信

15:55 閉会の挨拶
  高杉 敬久(日本医師会常任理事)

16:00 終 了

主催:日本医学会
後援:日本医師会//読売新聞東京本社
組織委員長:長瀧 重信(長崎大学名誉教授)
参加費:無料 出席者は討論に参加できます。
入場券:参加申し込み後、10日以内に本会より送付します。
締め切り:先着500名(500名に達した場合には、入場券は送付いたしません)。

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NoNukeMLから

山下俊一に朝日がん大賞を授与したことに抗議するため、
‐ 抗議先を以下に挙げました。抗議先はまだあると思いますが。
さらに日本対がん協会が紹介した山下俊一のプロフィールも引用しました。
日本対がん協会への抗議も行いましょう。

■朝日新聞
 【東京本社】
 〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
 TEL 03-3545-0131(代)
 【大阪本社】
 〒530-8211 大阪市北区中之島3-2-4
 TEL 06-6231-0131(代)
 【西部本社】
 〒803-8586 北九州市小倉北区室町1-1-1
 TEL 093-563-1131(代)
 【名古屋本社】
 〒460-8488 名古屋市中区栄1-3-3
 TEL 052-231-8131(代)
 【北海道支社】
 〒060-8602 札幌市中央区北2条西1丁目1-1
 TEL 011-281-2131(代)
 【福岡本部】[アクセスマップ] [周辺地図]
 〒812-8511 福岡市博多区博多駅前2-1-1
 TEL 092-411-1131(代)

◆朝日新聞お問い合わせフォーム
 https://se01.asahi.com/reference/form.html

◆朝日新聞のツイッターのアカウント
 @asahi  朝日新聞ニュース
 @asahicom  asahi.com
 @asahi_tokyo  asahi tokyo (東京本社)
 @asahi_seibu  西部報道センター(→西部本社‐九州)
 @asahi_shakai  朝日新聞社会グループ
 @asahi_apital  朝日新聞医療サイト「アピタル」

※朝日新聞のグループ企業・関連団体一覧
 http://www.asahi.com/shimbun/associate.html


■日本対がん協会

【朝日がん大賞】

福島県立医科大学副学長
山下俊一(やました しゅんいち)59歳

 1990年に長崎大学医学部教授に就任し、被爆地・長崎で放射線と甲状腺がんの臨
床と基礎研究に携わるなか、1991年以降はチェルノブイリ原発事故後の学童検診を
現地で主導。約20万人に及ぶ甲状腺検診から、放射性ヨウ素内部被曝による小児
甲状腺がんの激増を科学的に明らかにすると同時に、早期発見と早期治療体制の
確立に尽力した。以後、約20年にわたり、海外のヒバクシャを対象に医療支援活動
や分子疫学調査を実施している。特に、放射線と健康リスクの最前線でのグローバ
ルな研究実績は、放射線被曝による刻印遺伝子群の探究と疾患関連遺伝子群の発
見、そして海外ヒバクシャの集団コホートの登録・生体資料収集バンク構築などに結
実し、今後の包括的がん研究と患者還元型研究の世界的なモデルと評価される。
 また、今年7月からは福島県立医科大学副学長にも就任。3月に発生した東京電力
福島第一原発事故の現地で、原爆医療とチェルノブイリの実績をもとに、低線量慢性
放射線被曝による発がんリスクの評価と長期にわたる県民健康管理プロジェクトに携
わり、健康リスクの有無を調査研究すると同時に、新たな放射線医療科学の世界拠
点と体制づくりの中心的存在として、注目される。

日本対がん協会HPより

◆日本対がん協会:
 住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン13F
 電話: 03-5218-4771
 ホームページ: http://www.jcancer.jp/
 FAX 03-5222-6700

****************************

ブログ内 山下俊一 関連記事
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/s/%BB%B3%B2%BC%BD%D3%B0%EC
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/s/%BB%B3%B2%BC%BD%D3%B0%EC/1
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/s/%BB%B3%B2%BC%BD%D3%B0%EC/2
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/s/%BB%B3%B2%BC%BD%D3%B0%EC/3


****************************

※9・11-19 脱原発アクションウィーク 全国から声をあげよう!
 http://nonukes.jp (あと10日です!)

*******************************

仏の元閣僚、福島の子どもに憂慮 「許容超えて被ばくでは」/共同
元フランス環境相で欧州議会議員のコリーヌ・ルパージュ氏が1日、福島県庁を表敬訪問し、松本友作副知事と会談、「(福島の)子どもが世界的に認められた許容量を超えて被ばくしているのではないか」と憂慮した。

 松本副知事は「年間20ミリシーベルトという基準を文部科学省はもう少し厳しくした。健康管理にも努めている」と説明。ルパージュ氏は会談後、報道陣に「子どもの被ばくは未来に影響する。これが本当の原子力災害だと思っている」と述べた。

 ルパージュ氏は環境問題を中心に活動する政治家で1995~97年、フランスの環境相を務めた。
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011090101000399.html

***********************

参考情報
福島でヒロシマ、ナガサキと同じことが行われる/カレイドスコープ
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-834.html



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10 コメント

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朝日新聞はやっぱりおかしい (宮坂 幹夫)
2011-09-01 10:16:51
朝日新聞の購読者です。今朝の朝刊を見て驚き
ました。わずか数か月前にいろいろと問題発言
のあった山下俊一を朝日がん大賞に選び且つ
それを紙面に載せるなんて信じ難いことです。
山下俊一が「7月には長崎大教授を休職して福島
県立医科大の副学長に就任した。」ことを貴ペー
ジで初めて知りましたが、今度は福島県民をモル
モットにするつもりなんでしょうかね。
たとえ山下俊一が同賞を受けるだけの業績があっ
たとしても、福島での実績(勿論、社会に役立っ
た実績)を見極めた上で決定してほしかったで
す。
魂売った朝日 (じゅんじゅん)
2011-09-01 16:21:40
朝日、頭おかしいだろ。魂売ったろ。こんなやつがなんで表彰されんだ。朝日終わったろ。もうだまされねえぞ。
明日、授賞式 (no)
2011-09-01 19:22:50
いろいろ教えていただいてありがとうございます。

日本対がん協会も、朝日新聞も最悪です。
明日、鹿児島で授賞式という事を知ったので、下記に苦情を申し述べました。
下記は、対がん協会の鹿児島支部も兼ねています。

がん征圧全国大会問い合わせ:財団法人鹿児島県民総合保健センター企画広報課099-220-2752

特に、ピンクリボン活動には参加してきたので、対がん協会には裏切られた気持で一杯です。
別名・御用新聞・・・。 (pon)
2011-09-02 09:33:20
さすが捏造、マッチポンプが得意な朝日新聞といしかいいようがないですね?
うちの実家もずっと朝日でしたが、10年前におかしさに気づき、目が覚めました。
山下氏授賞抗議チラシ(鹿児島) (lime_green_M)
2011-09-02 21:29:30
鹿児島山下氏抗議チラシ配布ブログで拡散していただきありがとうございました。
朝日は取材には来ませんでした。
朝10時からだというのに、9時前から長蛇の列これには驚きました。
入場者数は千人と言うことでしたが、その数を軽く超えてました。
各市町村、中学校のPTAの方、学生さん、宮崎県 殆どの所がバスを仕立てて来てました。
きっと動員されて来たのでしょうね。
ですから、チラシ800枚(山下氏抗議用)と放射能微量でも危険チラシ(予備用)全て配布できました。
一人でも多くの方に山下氏の実態を知っていただければよいのですが。
報告とお礼でした。
がん患者を家族に持つ人への侮辱 (梁小偉)
2011-09-03 00:33:25
山下俊一(福島県アドバイザー)が日本対がん協会において朝日がん大賞を受賞するなんて、本当に仰天する話だ。

このような人物が、がんの撲滅に貢献したとの功績で大きな賞を受賞するというのは、がん患者を家族に持つ人々への冒涜でもある。

いま、福島原発震災の被災地では、あまりにもたくさんの人々が将来のがんへの不安の中に叩き込まれている。さらに福島原発の事故収束作業に動員されている下請け、孫請けの作業員が高線量の被曝をしてもいいという流れを作っているのも、山下俊一のような見解を持つ「専門家」が大きな影響力を持っているからだ。

多数の作業者や住民が高い線量の被曝が当たり前のような現状を作ったのは、この山下俊一であり、日本政府であり、福島県当局だ。

このような人物が、がん撲滅に貢献したなんて、そんなことが通用するような国は、もう崩壊している国だ。倫理の崩壊、常識の崩壊、価値観の崩壊。人への思いやりも何もない国である証明だ。
 (丸井英三)
2011-09-03 10:42:05
山下俊一氏は、放射線の人体に与える影響に関して、嘘や間違えた事を話してませんし、彼の主観ではありません。すべて、今日までの、国際放射線影響学会、国際放射線医学学会等で認められた論文や、世界の各国を代表する研究者が参加する学術会議で論じられた事に基づいて、山下氏は話されています。

北健一氏やここのブログ主さんは、山下氏を「犯罪者」などと誹謗中傷なさっていますが、放射線影響学に関する英文ペーパーをどのくらいお知らべにならず、他人の言説を鵜呑みにして、マネをして書いていらっしゃるだけではないでしょうか?ランセットやEJM等のここ7年間の論文をお読みになれば、山下氏の活動の意義や「がん大賞」を受賞した意味がお分かりになるでしょう。

調べもせず、他者の発言を鵜呑みにして、正義感を振りまくのは恥ずかしいことです。
程は、査読なさったでしょうか?
ここ数か月 (うろこ)
2011-09-04 17:12:21
>ランセットやEJM等のここ7年間の論文をお読みになれば~

そんなものを読まずとも、ここ数か月の山下氏の発言を読み聞きしていれば、彼の受賞がおかしいことが分かります。今の彼の旬のお姿ですよね。
正しい知見を知ること (さかもと)
2011-09-06 07:58:08
ここ数か月 (うろこ)様

山下氏の発言におかしな所はございません。むしろ、放射線被爆の正しい知見を持とうとせずに批判する貴方の方が愚かです。

ランセットやEJM等を読んで、正しい知識得て、正しく理解することは、容易いことではありません。人類が苦労を積み重ねて獲得して来たものだからです。しかし、それを疎んじると、デマや間違った情報に翻弄されるだけです。

山下氏の受賞を誹謗できるのは、科学的態度を学んでこなかったからではないかと思います。

貴方たちが誹謗中傷する程、朝日がん大賞は、素晴らしい賞なのだろうと思いました。
北朝鮮と同レベルの日本 (名無しさん)
2011-09-16 18:48:04
朝日は特に悪質だが読売も原発事故に関しては嘘ばかり。もうこの国のマスメディアは死んだ。北朝鮮をバカにできない。否、同レベルの極悪ぶりだ。人の命より金金金だ。まともな精神を持っていると気が狂う。十年後の日本は想像を絶する地獄と化すと思う。

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