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冷却スプレー缶のガスで火災 注意呼びかけ

2011年8月26日 16:18
冷却スプレー缶のガスで火災 注意呼びかけ

 東京消防庁は、冷却スプレーが使い方次第では火災につながるとして注意を呼びかけている。

 東京消防庁が行った実験の映像では、冷却スプレーを人形に吹き付けた後に火を近づけると、人形の体の回りに残っている可燃性のガスに引火し、一気に燃え上がる様子が映っている。

 スプレー缶を使う際の火災や事故は、東京消防庁の管内で過去5年間に約700件起きているという。今月も、東京・練馬区で50歳代の女性が冷却スプレーを使った後にたばこを吸って引火し、顔や腕などをヤケドする重傷を負っている。

 東京消防庁は、スプレー缶は火の気のない場所で使うよう注意を呼びかけている。