東北の製造業、自前の発電インフラを拡充
東北の製造業が自前の発電インフラを拡充している。兼平製麺所(盛岡市、兼平俊助社長)は木質チップを燃料とするボイラーを増設した。合板大手のセイホクは、東日本大震災で操業を停止していた木質バイオマス発電所(宮城県石巻市)を10月に再稼働させる。東北電力への依存度を減らし、安定した生産体制を築く狙いもありそうだ。
兼平製麺所は既存の2.8トンボイラーの横に6トンボイラーを新設し、計100キロワットの電...
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