放射能の汚染、不安払拭へ官民連携
「5年、10年の覚悟」
放射性物質による汚染の不安を払拭しようと、農業団体や自治体らは地道な情報発信を積み上げる。JA新ふくしま(福島市)は、首都圏や関西の百貨店などでの催事を例年の2倍ペースで実施。ブログ「JA新ふくしまの今」も立ち上げ、出荷状況や品評会の結果などを紹介して透明性を高める。担当者は「どんな細かい情報でも発信し、消費者の信頼を取り戻したい」と話す。
福島市と東北大は8月から、地場農産品を...
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