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ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン 単行本 – 2007/4/14
ミザーが長野県の某所に10年の歳月をかけて作ってきたナチュラル・ガーデン
を豊富な写真とポール自身の言葉でとことん紹介した本。本のページをめくると
ポールの庭を歩いてるような気分になれることうけあい。庭づくりに関するポー
ルの考え方に目からうろこが落ちる人も多いだろう。
- 本の長さ175ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2007/4/14
- ISBN-104796657789
- ISBN-13978-4796657785
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商品の説明
著者について
ガーデン・デザイナー。イギリス、バークシャー州生まれ。英国王立園芸協会
ウィズリーガーデンおよび米国ロングウッドガーデンズで園芸学とデザインを学
ぶ。1997年に有限会社ガーデンルームスを設立。庭の設計、施工および園芸全
般に関するコンサルティングや講師として活動。2000年第1回東京ガーデニング
ショー プレゼンテーションガーデン部門で「RHSプレミアアワード
(最優秀賞)」受賞。原種系の宿根草類を中心とした自然な雰囲気の庭作りには
定評がある。自ら管理する八ケ岳ナチュラルガーデンでは、初心者からプロまで
を対象に自然の理にかなったこれからの庭づくりを指導している。園芸・ガーデ
ン誌、NHK等でも活躍中。DVDに、BSフジで放映された番組をまとめた「ポール・
スミザー 四季のガーデン生活」全4巻がある。
日乃詩歩子(ひの・しほこ)
ライター・エッセイスト。長野県在住。
人と植物の関わり、庭と人の心模様などを軸に長年取材と執筆を重ねる中でポールの植栽と出会う。
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2007/4/14)
- 発売日 : 2007/4/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 175ページ
- ISBN-10 : 4796657789
- ISBN-13 : 978-4796657785
- Amazon 売れ筋ランキング: - 315,087位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 273位庭園・庭づくり
- カスタマーレビュー:
著者について
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ガーデンデザイナー、ホーティカルチャリスト
イギリス、バークシャー州生まれ。英国王立園芸教会ウィズリーガーデンおよび米国ロングウッドガーデンズで園芸学とデザインを学ぶ。
1997年に有限会社ガーデンルームスを設立。庭の設計、施工および園芸全般に関するコンサルティングや講師として活動を開始。
2000年 第1回東京ガーデニングショー プレゼンテーションガーデン部門で「RHSプレミアアワード(最優秀賞)」受賞。
2003年 兵庫県宝塚ガーデンフィールズの英国式ナチュラル庭園「Seasons」の設計を手がける。街の中心にある庭で無農薬を実践し、植物に無理のない自然流の庭づくりを提案。
2009年 軽井沢絵本の森美術館内にピクチャレスク・ガーデンを設計、2010年オープン。
2013年秋、開催の「第30回全国都市緑化とっとりフェア」のメインガーデンとなる湖山池ナチュラルガーデンを設計・管理するとともにフェア全体のアドバイザーを務めている。
2012年より山梨県清里高原「萌木の村」にて庭づくりを始める。革新的な手法での八ヶ岳の自然と共生する庭づくりが注目されている。
原種系の宿根草類を中心とした自然の理にかなったナチュラルな雰囲気の庭づくりには定評がある。庭の設計や施工のほか、園芸・ガーデン雑誌などでも活躍。流暢な日本語でポール流の庭づくりを分かりやすく説明する各種講演会も好評。
ホームページ
http://www.gardenrooms.jp/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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私も信州で日陰の植物を育てている。8年目を迎えて停滞気味のわが庭に何か参考になる
のではないかと思い、中身も見ずにこの本を購入した。
紹介されていた庭は6000坪もあり我が家の庭と比べるべくもないが、庭のメンバーである
植物たちは不思議と同じ顔ぶれだった。日本の気候に合うものが残った結果だろうか。
ポールさんの愛する日本の植物はしかし日本では案外大事にされていない。日本原産のイネ科
植物を日本に植えるのに、ポールさんはオランダの種苗会社を利用するという。
また「イギリス人だからイングリッシュガーデンを作れ」と言われてインチキなレンガの洋風
の建物に何とか本物のイングリッシュガーデンを作るというつらい仕事もこなしてこられた。
日本人として恥ずかしいかぎりである。
この本に出てくるポールさんはそのようなストレスから自由に見える。ギボウシを抱えて歩く
姿は、赤ん坊を抱いたお父さんの顔。目じりが下がっちゃっている。
この本の残念なところは第4章がカラーでないところ。柳の土留め、堆肥の色が見たいのに。
なんちゃってガーデンが一番お金がかかるので、ポールの言うその地域に合った植物を植え、あとは写真の様な自然の力に任せるような感じにすると気楽で、洋風の建物にも良く合います。
この本を読んで、ポールはとても良い思想の持ち主だなと感じました。
ポールの庭づくりには独自のポイントがいくつかあるが、私には、「ありふれていて、見慣れた植物、とりわけススキを大切にする」と「花を追いかけない」が強く印象に残った。
「イネ科の植物がたくさん光に透けたり、風に揺れる、そんな光景が好き」だというのだ。「ススキは日本原産の植物だ。日本が世界に誇る素晴らしい植物なのだ。『日本に自然に生えている、こんなにいい植物を利用しないのはもったいないよね。ススキというと和風のイメージがあるかもしれないけれど、植え方によって洋風にもなる。どんなにありふれていて、見慣れた植物でも植え方、組み合わせひとつで印象が変わるんだよ』」。「イネ科の植物や、原種系の宿根草類を使うポール独特の植栽は、定評がある。17歳のポールを魅了した日本のススキが原点にある」。
ポールは、「花ばかり意識しない。花はおまけに咲けばいい。花中心にしないで作ると庭はだんぜん楽しくなる」とも語っている。「『植物も、花の咲いていない時間の方が長いんだよね』。咲き続ける花も、人間もいない。『花ばかり意識しないで庭を作るとだんぜん楽しくなるよ。花を追いかけすぎると疲れてしまう』。花を中心にしなくてもいい。花がひとつも咲いていない日があってもいい。植物全体の色や形を楽しめるように、そして時と共に変わる植物の姿をずっと楽しめるように、ポールは植栽する」。
本書は、ポールの庭づくりの哲学と、日乃詩歩子の文章力の見事な融合物である。
なぜなら、日乃さんと言う女性ライターがポールについて書いた本だったからです。
ですからポールの話した言葉は、文章の中のわずかな「」の中だけであとはライターの方の文章です。
すべてポールの言葉で書かれていると思って買った本でしたので、ライターの方が出すぎた印象を受けてしまいます。
私のような期待をされている方や、言葉から直接ポールを感じたい方にはベストとは言えない本です。
ガーデニングのテキスト本とは違い、写真を見ているだけでも楽しめます。
ポールさんのひと言ひと言がユーモアたっぷりで笑いながら読めました。
「花はおまけに咲けばいい。花中心にしないで作ると庭はだんぜん楽しくなる。」
「葉そのものが楽しめる庭を作る。」というポールの言葉どおりの庭。
葉が芽吹いてどんどん伸びていくさまを毎日見て回るだけでも楽しめるだろうと思えるような庭です。
庭作りの具体的な手法がもう少し紹介されていると参考にできていいなあと思いました。